スロージギングベイトロッドは、少ない力で繊細なアクションを加えられるのが大きな利点。フォール主体で魚を誘うスタイルが好きな方には欠かせないアイテムです。本記事ではスロージギングベイトロッドの選び方と初心者・中級者向けにコスパ最強のロッドを厳選しました。
- スロージギングベイトロッドの選び方
- 【初心者向け】おすすめスロージギングベイトロッド7選
- 【中級者向け】おすすめスロージギングベイトロッド7選
- シマノ(SHIMANO) オフショアロッド 25 グラップラー タイプ スローJ
- ダイワ(DAIWA) スロージギング ヴァデル(VADEL) SJ (2022モデル)
- シマノ(SHIMANO) ジギングロッド 21 グラップラーBB タイプスローJ
- テイルウォーク (Tailwalk) スロージギングロッド SLOW BUMP (スローバンプ) SSD
- ダイワ(DAIWA) ジギングロッド OUTRAGE SJ 61B 0~5番 各種 (2024年モデル)
- シマノ(SHIMANO) ジギングロッド 20 ゲームタイプスローJ
- テイルウォーク (Tailwalk) ライトジギング/スーパーライトジギング(SLJ)ロッド L-JIGGYS (L-ジギーズ) SSD
- 【使用時の注意点】
スロージギングベイトロッドの選び方

適合ジグウェイトの幅と水深の想定

・深場対策
・近海汎用
・重量余裕
ジグウェイトは狙う水深やターゲットによって大きく変わります。たとえば水深100m前後なら、200g前後を中心に考えると便利です。さらに深いエリアや潮流が速いポイントを攻めるなら300g以上への対応も視野に入れましょう。実際の重量より少し余裕を持つロッドだと、操作性とパワーのバランスが取りやすくなります。
平均で使うジグより20〜30gほど重めの対応を見越しておくと安心です。これにより、強い潮流や深場へのフォローが効きます。
ロッドの長さと取り回し
取り回しを重視するなら、6ft前後が定番のレングスです。潮が速いときや深いポイントを狙う際でも、シャクりやすくフォールのタイミングを取りやすいのがメリット。一方で、長めのロッドはジグを大きくスライドさせやすいですが、初心者にとってはやや難度が高めになります。
極端に短いと、ロッドワークの幅が減りがちです。初めは6ftを中心に選ぶ方が使いやすい傾向があります。
調子(アクション)の特徴
・スローテーパー
・先調子
・高反発
スロージギングにおいては、ロッド全体が緩やかに曲がるスローテーパータイプが主流です。これによりフォールアクションを自然に演出しやすく、不意の大物の引きにも柔軟に対応できます。先調子寄りのモデルはややキビキビと動かせますが、しゃくりのリズムが速くなると疲れやすい面も。高反発ブランクは、少ない力でジグを軽快に動かせるのが魅力です。
合わないと疲れることもあります。まずはスロー気味のアクションから慣れるのがおすすめです。
ガイド設計とPEライン対応
ガイドはラインの滑りやすさだけでなく、ブランクス全体の調子にも影響します。PEラインを使うスロージギングでは、特に耐磨耗性が高いガイドリングを採用しているかが重要。ガイド数の多さや設計によっては、ラインのブレを抑えたり、感度を高めたりといったメリットも得られます。
多少効果はありますが、多すぎるとロッドが重くなり操作性を損なう場合も。設計のバランスが大切です。
軽量化と疲労度
水深が深いほどロッドの操作を多用するため、ロッド自体が重いと疲労が蓄積しやすくなります。軽量モデルなら1日を通して安定したジャークが可能です。ただし、軽さを追求しすぎると価格が上がることもあるので、耐久性や反発力とのバランスを見ながら選びましょう。
設計や素材がしっかりしたものなら問題ありません。メーカーやモデルの評判もチェックすると安心です。
リールシートとグリップ形状
リールシートやグリップの形状は操作性と疲労度に直結します。セパレートタイプのロンググリップは、脇挟みしやすく、ロッド全体の支点を取りやすいのがメリット。リールシートが高強度かつ軽量設計だと持ち重りが軽減され、長時間の釣行でも快適にしゃくり続けられます。
EVAは耐久性と軽さに優れ、コルクは握り心地やフィット感が良いです。お好みで選びましょう。
【初心者向け】おすすめスロージギングベイトロッド7選
Abu Garcia (アブガルシア) クロスフィールドXrossField

NBRO-LESJ スロージギングロッド

Goture(ゴチュール) POLLUX Ⅲ スロージギングロッド

VUONG スロージギングロッド
ritutou ジギングロッド スロージギングロッド

スロージギングロッド 60#船竿 ソリッド グリップ脱着式

スロージギングロッド slowjigging グリップ脱着式

【中級者向け】おすすめスロージギングベイトロッド7選
シマノ(SHIMANO) オフショアロッド 25 グラップラー タイプ スローJ

ダイワ(DAIWA) スロージギング ヴァデル(VADEL) SJ (2022モデル)

シマノ(SHIMANO) ジギングロッド 21 グラップラーBB タイプスローJ

テイルウォーク (Tailwalk) スロージギングロッド SLOW BUMP (スローバンプ) SSD

ダイワ(DAIWA) ジギングロッド OUTRAGE SJ 61B 0~5番 各種 (2024年モデル)

シマノ(SHIMANO) ジギングロッド 20 ゲームタイプスローJ

テイルウォーク (Tailwalk) ライトジギング/スーパーライトジギング(SLJ)ロッド L-JIGGYS (L-ジギーズ) SSD

【使用時の注意点】
ドラグ設定と口切れ防止
ドラグを強く締めすぎると、大型魚を掛けた際に瞬間的な衝撃で口切れを起こすことがあります。逆に緩すぎると根に潜られるリスクが高まるので、狙う水深やターゲットのサイズに合わせて適度に調整しましょう。口切れ防止のためにはドラグの滑り出しをスムーズにしておくことも重要です。設定値はライン強度の3割程度を目安に検討してください。
釣行中、魚種や状況が変わったら適宜見直すのがおすすめです。ドラグを触るだけで口切れ率を大幅に減らせます。
根掛かり対応とロッドへの負荷
スロージギングでは海底付近を狙うことが多いため、根掛かりは避けられません。無理にロッドをあおると、横方向の大きな負荷がかかって折れる恐れがあります。根掛かりしたときはラインをできるだけ真っ直ぐに保ち、一定のテンションをかけて外れるかを試すと効果的。どうしても外れない場合はラインブレイクを選択し、ロッドを守るようにしましょう。
船を少し動かして角度を変える、ラインを緩めて再度張るなどを試すと外れることがあります。慌てずに対応してください。
釣行後のメンテナンス
釣行後にロッドやガイドに付着した海水を放置すると、塩分が残って腐食や感度低下を招きます。帰宅後は水洗いをし、ガイド部分は特に念入りに砂や汚れを落としましょう。リールシート周辺も湿気が溜まりやすいので、よく拭き取ってから乾燥させることが重要。手間を惜しまなければ、ロッドの寿命を大きく延ばすことができます。
柔らかめのブラシなら大丈夫です。硬いブラシだとガイドやブランクを傷つける可能性があるので注意してください。
まとめ
- 適合ジグウェイトは水深とターゲットに合わせる
- 6ft前後のレングスが扱いやすい
- スローテーパーはフォールアクション重視
- ガイドは耐久性と感度の両立をチェック
- 軽量設計なら疲労を軽減しやすい
- リールシートとグリップも快適性に影響
- ドラグは口切れ防止に適度な設定が必要
- 根掛かり時はロッドを守る判断が大切
スロージギングベイトロッドを選ぶ際は、ターゲットや水深、使用するジグのウェイトなどを総合的に考慮することが重要です。最適な1本を手に入れて、快適なオフショアフィッシングを楽しんでみてください。