イカメタルで釣果を劇的に伸ばすコツは、実はリーダー選びにあります。エステルリーダーは低伸度と適度な沈下速度が両立し、初心者でもアタリを逃さず合わせやすいのが最大の魅力です。
- 【初心者必見】イカメタル・エステルリーダー(ライン)のメリット
- 【初心者必見】おすすめのイカメタル・エステルリーダー(ライン)8選
- サンライン(SUNLINE) リーダー イカメタルリーダーSV-1 エステル 30m 2.5号 マジカルピンク
- ヤマトヨテグス(Yamatoyo) エステルリーダーイカメタル 20m 透明 4号
- バリバス(VARIVAS) アバニ イカメタル ショックリーダー エステル 30m 3号
- サンライン(SUNLINE) リーダー イカメタルリーダーSV-1 エステル 30m 4号 マジカルピンク
- ささめ針(Sasame) I-111 イカ メタルリーダー 2セット #4-4
- キザクラ(kizakura) エギボー イカメタルリーダー 速潮シングル 4号
- ヤマシタ(YAMASHITA) イカメタルリーダー ショートタイプ IMLST
- がまかつ(Gamakatsu) イカメタルリーダー ラウンドスナップスイベル 黒 S
- 使用時の注意点
【初心者必見】イカメタル・エステルリーダー(ライン)のメリット
超低伸度(フロロの約½)でアタリが即伝わる
- 伸度フロロ約半
- アタリ瞬時伝達
- フッキング向上
エステルはフロロ比でおよそ半分(2〜3%)の伸度しかなく、イカが触腕で触れた瞬間のわずかな重みも手元に届きます。バイトを感じたら即フッキングが決まり、バラシが大幅に減少します。
ドラグ0.8kg前後に設定し、ノットをしっかり湿らせて締め込めばフロロ並みの耐衝撃性が出せます。適正テンションを守れば安心です。
高感度でも“しなやか”でノットが組みやすい
【掛け合い】高感度でも“しなやか”でノットが組みやすい
エステルは分子構造が直線的でハリがある一方、細号数ではしなやかさも保持。結束時にライン同士が密着しやすいのでノットが締まり切らずに滑る心配が少なく、初心者でも安定した強度を確保できます。
FGならメイン編み込みは18〜20回が目安。締め込み前に必ず唾液で湿らせ、ゆっくりテンションを掛ければ焼けも防げます。
比重1.38で PE より沈み、中層キープが安定
- 中層レンジ安定
- 潮流負け減少
- スッテ姿勢安定
エステルの比重は1.38とPE(0.97)より重く、仕掛けを斜めに引っ張り過ぎません。結果としてスッテを狙ったタナに長く留められ、誘い上げやフォール中も姿勢が安定。横風や潮流でラインが膨らむストレスも軽減できます。
水深30m程度なら問題なし。着底感を覚えたら少し巻き上げて中層をキープすれば根掛かりを防げます。
表面硬度が高くスッテやエギのアイで毛羽立ちにくい
硬質ポリマーを採用したエステルは表面が擦れに強く、アイやスナップでの摩耗が少ないのが特長。毛羽立ちが起きにくく、頻繁な仕掛けチェンジでもラインの寿命を保てます。
号数0.8以下なら十分柔軟。硬さよりも耐擦傷層が薄くコーティングされているイメージです。
紫外線劣化に強く、夏の夜釣りでも強度を保ちやすい
【掛け合い】紫外線劣化に強く、夏の夜釣りでも強度を保ちやすい
ポリエステル素材には紫外線を吸収しにくい特性があり、PEよりも光劣化に強いのがメリット。真夏のデイゲームからナイトゲームへ連続して使用しても強度低下が小さく、切り詰め回数を減らせます。
透明ケースより黒色ケースに入れ、冷暗所で保管すれば半年経ってもほぼ劣化しません。
透明度が高く警戒心の強いケンサキにも違和感を与えにくい
エステルは透過率が高く、夜光や集魚灯に照らされても発色がほぼないため、警戒心の強いイカにも存在感を悟られにくいのが利点です。特に澄み潮や月夜でスレが進む状況ほど効果を発揮します。
淡いピンクなど可視光透過タイプなら影響はわずか。迷ったら無着色クリアを選びましょう。
【初心者必見】おすすめのイカメタル・エステルリーダー(ライン)8選
サンライン(SUNLINE) リーダー イカメタルリーダーSV-1 エステル 30m 2.5号 マジカルピンク
ヤマトヨテグス(Yamatoyo) エステルリーダーイカメタル 20m 透明 4号
バリバス(VARIVAS) アバニ イカメタル ショックリーダー エステル 30m 3号
サンライン(SUNLINE) リーダー イカメタルリーダーSV-1 エステル 30m 4号 マジカルピンク
ささめ針(Sasame) I-111 イカ メタルリーダー 2セット #4-4
キザクラ(kizakura) エギボー イカメタルリーダー 速潮シングル 4号
ヤマシタ(YAMASHITA) イカメタルリーダー ショートタイプ IMLST
がまかつ(Gamakatsu) イカメタルリーダー ラウンドスナップスイベル 黒 S
使用時の注意点
ドラグは0.8〜1 kgからスタート
- 急激負荷防止
- 細糸強度保持
- バラシ低減
エステルは低伸度ゆえに瞬間的な衝撃には弱め。最初は0.8〜1 kgにドラグを設定し、イカの乗りが浅い時は徐々に締めると安全です。テンションを一定に保つことで切れとバラシを両方防げます。
ロッドを45°に構え、ドラグがジリッと出る程度が約1 kg。ポンド換算目盛りが無いリールならフィッシュグリップに掛けて測る方法も有効です。
PE との結束は必ず摩擦系ノット(FG/SC)で
PEとエステルは硬度差が大きく、摩擦系ノットでないと滑りやすい組み合わせです。FGやSCノットなら編み込み摩擦でロックされ、結束強度90%以上を維持できます。キャスト前に毎回ノット部をチェックしましょう。
摩擦系に慣れるまでSFノットでも可。ただし強度はFG比で約80%なので小〜中型狙いに限定を。
キンク・折れ癖が入ったら即カット
エステルは金属疲労のように折れ癖部分の分子が並び替わり、強度が急落します。見つけたら5〜10 cm切って結束し直すのが鉄則。交換を惜しむより短いリーダーで確実に獲る方が損失は少ないです。
目安はスッテから60 cm以上残る範囲。残量が短ければ即交換してください。
保管は直射日光を避け、スプールに軽くテンションを掛けて巻く
スプールに軽くテンションを掛けて巻き取るとライン内で隙間が出ず、紫外線や湿気の侵入を防げます。使用後は真水で塩抜きして陰干しし、黒色またはアルミ袋に収納。直射日光を避けるだけで寿命が2倍以上伸びます。
テンションは指で軽く押さえる程度。完全乾燥後に緩めて保管すれば巻き癖はほぼ残りません。
まとめ
- 低伸度でアタリ明確
- 沈下速度が安定
- ノットが締まり易い
- 摩耗・UVに強い
- 透明度が高く違和感減
- 適正ドラグで切れ防止
- 摩擦系ノット必須
- 折れ癖は即カット
エステルリーダーは「感度・強度・沈下」の3拍子揃った万能選手。初心者でも使い方を守れば、スッテ操作がよりクリアに感じられ、釣果アップが期待できます。次の釣行でぜひ体感してみてください。