イカメタルの繊細なアタリを逃さないためには、最適なPEライン選びが重要です。ラインの太さや撚り数、耐摩耗性をしっかり押さえておけば、仕掛けを快適に沈めつつイカの反応を捉えやすくなります。また本記事では、厳選したイカメタル用peラインとリーダーをそれぞれ12選ずつ紹介。実釣の参考にぜひ活用してみてください。
- イカメタルpeラインの選び方
- おすすめのイカメタルpeライン12選
- シマノ セフィア G5 PE 150 m 0.6号
- YGK X-Braid UPGRADE X8 0.5号 150 m
- ゴーセン ドンペペ8 0.5号 150 m
- サンライン SIGLON PE X8 0.4号 150 m
- メジャークラフト 弾丸ブレイド X4 0.6号 150 m
- VARIVAS アバニ エギング PE X8 0.6号 150 m
- DUEL HARDCORE SUPER X8 PRO 0.5号 150 m
- ユニチカ ナイトゲーム THE スーパーPE 0.4号 150 m
- バークレイ X9 1号 150 m Crystal
- ダイワ UVF エメラルダス センサー 8Braid+Si 0.6号 150 m
- シマノ セフィア 8+ PE 0.4号 150 m
- サンライン ソルティメイト PE EGI ULT HS8 0.6号 120 m
- おすすめのイカメタルリーダー12選
- シーガー プレミアムマックス ショックリーダー 30 m 2.5号
- シマノ 炎月 EX フロロショックリーダー 30 m 2.5号
- シマノ セフィア フロロリーダー 30 m 2号
- ダイワ エメラルダス リーダー X フロロ 30 m 2号
- サンライン ソルティメイト システムショックリーダーFC 30 m 2号
- VARIVAS ショックリーダー フロロ 30 m 3号
- DUEL HARDCORE パワーリーダー FC 30 m 2.5号
- モーリス ライトゲーム ショックリーダー Ti フロロ 30 m 0.6号
- オーナー 速攻ショアジギングリーダー FC 30 lb
- ゴーセン ROOTS FCリーダーN 50 m 3号
- ハヤブサ イカメタルリーダー ダブルロングハリス SR439
- ハヤブサ イカメタルリーダー 超ショート SR428
- 使用時の注意点
イカメタルpeラインの選び方

号数と強度のバランス

- 潮流の抵抗を抑制
- バイト感度を高める
- 高切れリスクを回避
イカメタルに使うPEラインは0.4〜0.6号が基本で、潮の流れが速いポイントでも真っすぐ落としやすくなります。細いほど感度は高まりますが、その分高切れのリスクも上がるため予備タックルや十分な巻き量の確保がポイントです。
予備スプールやPEラインを用意しておき、すぐに交換すると釣りが中断しにくいです。船上では手早いノット結束も大切なので、事前に練習しておきましょう。
撚り数(4本 or 8本)としなやかさ
PEラインの撚り数が4本だとコシがあり根ズレにも強く、8本だとしなやかで糸鳴りが起こりにくいメリットがあります。飛距離や音を抑えたい場合は8本編みも選択肢に入れましょう。
遠投するオモリグや浅場のポイントでは飛距離が必要なシーンもあります。8本編みの方が投げやすいですが、釣り方やスタイルに合わせて選ぶのがベストです。
比重と撥水コーティング
- 沈下スピードを安定
- 糸ふけを抑制しやすい
- 摩擦ダメージを軽減
PEラインは浮きやすい性質を持ちますが、高比重設計や撥水コートが施された製品は沈下がスムーズです。糸がたるみにくく、イカからの小さなアタリも取りやすくなるため、より確実にヒットチャンスを増やせます。
表面コートが剥がれてきたら交換のサインです。毛羽立ちや色落ちも併せて確認して、早めに巻き替えるとトラブルを回避できます。
カラーやマーキングによる視認性
イカメタルでは狙うタナが頻繁に変わるため、10mごとや5色分けのラインが重宝されます。カラーやマーキングでおおよその水深が分かりやすくなるので、イカが浮いてきたときでも素早く仕掛けを投入できるメリットがあります。
イカはラインの色を過度に警戒しないと言われます。視認性を優先すれば問題ありませんが、カウンター付きリールなら単色でも大丈夫です。
耐摩耗性と根ズレ対策

イカメタルでは浅場や障害物の多いポイントも狙うことがあります。そこで大事なのが耐摩耗性と根ズレ対策です。毛羽立ちを見つけたら早めにカットし、余分にラインを巻いておくと安心して釣りを続けられます。
水深の2倍から200mほど巻いておけば、高切れ時や傷の切除にも対応できます。深場狙いなら200mは確保しましょう。
コストと使用頻度のバランス
イカメタル専用ラインには高性能な製品も多く、価格差があるのは事実です。ただ、摩耗や傷が入ったラインを使い続けるとトラブルのもとになりかねません。予算と釣行回数を見比べて決定すると良いでしょう。
扱いに気を使い、ダメージを受けたら早めに交換すれば問題なく使えます。焦らず丁寧に確認して、無理をしないようにしましょう。
おすすめのイカメタルpeライン12選
シマノ セフィア G5 PE 150 m 0.6号

低伸度×耐摩耗コーティングで高感度・耐久を両立。
YGK X-Braid UPGRADE X8 0.5号 150 m

真円8ブレイドと5色マーキングで棚取りが正確。
ゴーセン ドンペペ8 0.5号 150 m

シリコンコートで滑り抜群、フォールがスムーズ。
サンライン SIGLON PE X8 0.4号 150 m

コスパ◎の細径8本編み、強力表示も実測値どおり。
メジャークラフト 弾丸ブレイド X4 0.6号 150 m

4本編みでもコシが強く絡みにくい入門定番。
VARIVAS アバニ エギング PE X8 0.6号 150 m

フッ素加工+夜光反射で視認性と耐摩耗を強化。
DUEL HARDCORE SUPER X8 PRO 0.5号 150 m

超撥水コーティングでガイド摩擦と糸鳴りを低減。
ユニチカ ナイトゲーム THE スーパーPE 0.4号 150 m

ホワイト基調+25mマークで夜間でも視認しやすい。
バークレイ X9 1号 150 m Crystal

9本編み構造で真円性アップ、強度と静音性に優れる。
ダイワ UVF エメラルダス センサー 8Braid+Si 0.6号 150 m

耐摩耗UVF+シリコンで耐久・感度ともハイレベル。
シマノ セフィア 8+ PE 0.4号 150 m

新PICK TOUGHコート採用、結節強度が大幅向上。
サンライン ソルティメイト PE EGI ULT HS8 0.6号 120 m

“トリプルレジン”で毛羽立ち激減、深場攻略に定評。
おすすめのイカメタルリーダー12選
シーガー プレミアムマックス ショックリーダー 30 m 2.5号

実測強力が高く信頼性抜群、しなやかで結びやすい。
シマノ 炎月 EX フロロショックリーダー 30 m 2.5号

EXフロロ採用で直線・結節強度ともワンランク上。
シマノ セフィア フロロリーダー 30 m 2号

シリコンコーティングで表面抵抗を低減、耐摩耗◎。
ダイワ エメラルダス リーダー X フロロ 30 m 2号

クロスリンク構造で結節強度約20%アップ。
サンライン ソルティメイト システムショックリーダーFC 30 m 2号

高耐摩耗コートでスッテ接触の傷を軽減。
VARIVAS ショックリーダー フロロ 30 m 3号

号数識別バンド付き薄型スプールで携帯性◎。
DUEL HARDCORE パワーリーダー FC 30 m 2.5号

低伸度フロロが感度を高め、巻きグセも少ない。
モーリス ライトゲーム ショックリーダー Ti フロロ 30 m 0.6号

“Tiフロロ”で耐摩耗+柔軟性を両立、細号数攻略に。
オーナー 速攻ショアジギングリーダー FC 30 lb

プリセットループ仕様で船上でも即交換できる。
ゴーセン ROOTS FCリーダーN 50 m 3号

50m大巻きでコスパ◎、クリアカラーで警戒心を抑える。
ハヤブサ イカメタルリーダー ダブルロングハリス SR439

140cmロングで速潮でも自然ドリフト、追い乗り狙いに。
ハヤブサ イカメタルリーダー 超ショート SR428

50cmショートで手返し重視、タナが安定する速攻仕掛。
使用時の注意点

ラインテンションの管理と糸ふけ防止

イカメタルでは、鉛スッテの着底やフォール中にイカが抱きつくケースも少なくありません。糸ふけが大きいとアタリを見逃しやすくなるため、常にラインテンションを一定に保ちましょう。風が強い日などはガイドにラインを軽く触れさせ、余分なたるみを作らないのも有効です。
感度が鈍り、イカのアタリが分かりにくくなります。定期的にラインを巻き取り、スッテの状態を把握しておきましょう。
根掛かり時やヒット時の負荷管理
イカメタルは比較的軽い仕掛けを使用しますが、根掛かりや複数ヒットが起こると意外な力がかかります。竿を立てすぎてPEラインに瞬間的な張力がかかると、細いラインほど高切れしやすいです。ドラグ調整やロッドワークで無理のないテンションを維持するのがポイントになります。
0.4~0.6号でも2杯程度なら耐えられることが多いです。ドラグを滑らかに作動させ、ロッドでショックを吸収すると安心です。
釣行後の洗浄と乾燥で塩分除去

釣行後はリールごと真水で軽く洗い、ラインに付着した塩分を落とすとPEの劣化を抑えられます。特に細い号数のPEは塩分が繊維の間に蓄積しやすいため、水洗いとその後の自然乾燥をしっかり行いましょう。毛羽立ちや巻きグセもこまめにチェックし、次回の釣行へ万全の準備をしておくことが重要です。
水洗い後にリールのスプールごと軽く拭いてから一晩は干しておきたいです。塩分が残ると劣化が早まるので注意しましょう。
まとめ

- イカメタルPEは0.4~0.6号が基準
- 撚り数は4本か8本で選択
- 高比重コーティングで沈下を安定
- マルチカラーで棚取りが快適
- 根ズレを発見したら早めにカット
- 費用と使用頻度を見極める
- 釣行後の塩分除去で劣化を防止
- 予備ラインを用意してトラブル回避
イカメタルは繊細なアタリを取ることが楽しい釣りスタイルです。PEラインの特徴をしっかり理解して、適切な号数や撚り数、リーダーを組み合わせれば、釣果アップが望めます。ぜひ自分に合ったラインでイカメタルを楽しんでみてください。