「サーフでのヒラメや河川でのシーバスなど、足場を選ばずに魚に近づけるウェーダーは、釣果アップに大きく貢献してくれる便利アイテムです。
今回はシマノが展開するラインナップの中からおすすめウェーダーを厳選し、選び方や使いこなしのポイントを分かりやすく解説します。
ぜひ最後までチェックしてみてください。
▼▼【失敗しない】ダイワのウェーダーおすすめ12選｜押さえるべきポイント‼︎▼▼
失敗しないシマノウェーダーの選び方
最適なサイズ感をチェック
ウェーダーは水の侵入を防ぐために、身体に合ったサイズ感を選ぶことが重要です。大きすぎるとブーツ内の遊びが増えて歩きづらく、小さすぎると動きにくいだけでなく生地にストレスがかかりやすくなります。
適度なゆとりを確保しながら、足元や股下にしわが寄りすぎないサイズを目安にしましょう。
サイズが合わないと歩行時に疲れやすくなり、水の侵入リスクも高まります。水圧によるダメージや転倒の危険性も増すため、快適性と安全性が大きく損なわれます。
季節や目的に合わせた素材を選択
シマノのウェーダーには主に透湿素材とクロロプレン素材があります。透湿素材は蒸れにくく真夏でも快適ですが、水温が低い環境では保温性が劣るケースも。
逆にクロロプレン素材（いわゆるネオプレン）は保温性に優れ、冬場の釣りに大活躍します。
高水温期にクロロプレンウェーダーを着用すると非常に蒸れやすく熱中症リスクが高まります。真夏はできるだけ透湿素材を選択して、内部の通気性を確保するのがおすすめです。
立ち込む場所に合わせたソールの種類
ウェーダーのソールは大きく分けてラジアル・フェルト・フェルトスパイクの3種類です。サーフや堤防のように平坦な場所をメインにするならラジアルソールが手入れもしやすく便利。
苔むした岩場や渓流ならフェルト、さらに滑りやすい磯やテトラ帯はフェルトスパイクがグリップ力に優れています。
シマノの一部モデルには「ジオロックシステム」のようにソールの付け替えが可能なタイプがあります。釣り場に応じて最適なソールを装着できるため、汎用性を高めたい方におすすめです。
ブーツ一体型かストッキングタイプか
釣り初心者や足回りをシンプルにまとめたい人はブーツ一体型が向いています。着脱が簡単でコスパも良いのが魅力。一方、ストッキングタイプは専用シューズを上から履くスタイルで、足首のフィット感を調整でき、岩場や渓流での機動力が格段に上がります。
使用状況にもよりますが、ストッキングタイプはシューズを取り替えれば長く使えるケースが多いです。一体型はブーツが破損すると本体ごと交換になるため、メンテナンス次第で寿命が変わりやすいです。
【シマノ】おすすめウェーダー12選
ここからはシマノが展開するおすすめのウェーダーをピックアップ。使用するシーンや予算に合わせて、以下の製品をぜひ参考にしてください。
| 製品名 | 素材 | ソールタイプ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ハイパーウェーダー(チェストハイ・ラジアルソール) | タスラン生地 | ラジアル | 軽量かつ耐久性に優れた定番モデル |
| ハイパーウェーダー(チェストハイ・カットピンフェルト) | タスラン生地 | カットピンフェルト | 滑りやすい岩場でグリップ力を発揮 |
| ハイパーウェーダー(ウエストハイ・カットフェルト) | ナイロン | フェルト | 河川や湖でも動きやすく安心 |
| ハイパーウェーダー(ヒップ・フェルト) | ナイロン | フェルト | 軽量コンパクトで持ち運びも楽 |
| クロロプレンウェーダー(中丸チェストハイ) | クロロプレン | フェルトスパイク | 保温性が高く冬場のサーフに最適 |
| ジオロック・ドライシールドウェーダー XT | ドライシールド透湿 | ジオロック(交換式) | ソール交換対応で幅広いシーンに対応 |
| XEFO ドライシールド ストッキングウェーダー | ドライシールド透湿 | シューズ別(フェルトなど) | 軽快な履き心地と高い透湿性 |
| XEFO マックスデュラウェーダー(チェストハイ) | マックスデュラ | ラジアル/フェルトなど | 丈夫でコストパフォーマンス良好 |
| XEFO ジオロック サーマルウェーダー | クロロプレン＋起毛ジャージ | ジオロック(交換式) | 寒冷期でも抜群の保温性をキープ |
| ジオロック スリムウェーダー | クロロプレン | フェルトスパイク | 足にフィットするスリム設計で歩きやすい |
| DS4ウェーダー チェストハイ | DS4透湿素材 | ラジアル/カットピンフェルト | ムレを抑え快適さが長続き |
| ドライシールド+4 ストレッチウェーダー | 4層透湿素材 | ラジアル/フェルト | 防水性・透湿性ともに最高クラス |
ハイパーウェーダー(チェストハイ・ラジアルソール)
ポチップ軽量性と耐久性を両立したチェストハイモデル。長時間のウェーディングでも足への負担が少なく、サーフから河川まで幅広く活用できます。
遠浅のサーフや干潟を長距離歩くシーンにおすすめです。歩き回る釣りでも疲れにくく、適度な防水性と快適性を兼ね備えています。
ハイパーウェーダー(チェストハイ・カットピンフェルト)
ポチップ足元が滑りやすい岩場などで頼りになるカットピンフェルトソールが魅力。透湿素材の軽快さを活かしつつ、しっかりとしたグリップ力も得られるため、干潟や磯場にも幅広く対応します。
通常のフェルトより滑りにくく、ピンが埋め込まれているので苔生した岩場でもグリップ力が高いです。砂が付きやすい面もあるので使用後のケアは欠かせません。
ハイパーウェーダー(ウエストハイ・カットフェルト)
ポチップ腰までの丈で動きやすさが際立ち、深く立ち込まない釣りや渓流域でのルアーゲームに適しています。ウェーダー特有の蒸れ感を抑えたい方に人気です。
膝程度の水深しか入らない釣り場が多い人におすすめです。サーフで波をかぶるほど立ち込まない方や軽快性を重視する方に向いています。
ハイパーウェーダー(ヒップ・フェルト)
ポチップ持ち運びに便利なヒップ丈のモデル。ちょっとした足濡れ対策や簡単な水辺の作業に向いており、サイズもコンパクトに折りたためるので車に常備しておくと何かと重宝します。
水深の浅いエリアや足元だけが濡れる程度のポイントなら活用できます。ただし腰以上の深さでは浸水リスクが高まるため注意が必要です。
クロロプレンウェーダー(中丸チェストハイ)
ポチップクロロプレン素材による高い保温性と耐久性で、水温の低い時期や冬のサーフに最適。ブーツ部分にフェルトスパイクが装備されているタイプなら、凹凸のある場所でも安定感があります。
冬のウェーディングに本気で取り組む方にとってはアリです。クロロプレンは防寒性能が高く、長時間水に接する場面でも寒さを抑えて快適に釣りができます。
ジオロック・ドライシールドウェーダー XT
ポチップシマノ独自のドライシールド透湿素材を採用し、長時間履いていてもムレを軽減。さらにジオロックシステムでソールの交換が可能なので、サーフ、磯、渓流などあらゆる足場に対応できます。
慣れればスムーズに交換できるので、釣行前にセットするだけです。釣り場の種類が多いアングラーにとっては一度試すと手放せなくなる便利な機能です。
XEFO ドライシールド ストッキングウェーダー
ポチップストッキングタイプでシューズを変えればソールも選択可能。透湿素材であるドライシールドの採用により、蒸れを最小限に抑え、水の侵入もしっかりブロック。渓流などを中心に活動する方に評判が高いモデルです。
汎用的に使えるメリットが大きいです。ソールをフェルト、スパイク、ラジアルなど状況に合わせて変えられるので、結果的にコスパ良好な場合もあります。
XEFO マックスデュラウェーダー(チェストハイ)
ポチップ厚手生地のマックスデュラを使い、強度と防水性に優れたモデル。長期間使用してもへたりにくいのが特長で、コスト面でもバランスが良い一着です。
破れやすい箇所が摩耗しづらく、生地の劣化も遅いので、結局買い替え回数を減らせます。藪こぎやゴツゴツした護岸帯を移動するような釣りでも安心です。
XEFO ジオロック サーマルウェーダー
ポチップ内側に起毛ジャージを採用した保温力抜群のクロロプレンウェーダー。下半身を冷やさず、真冬でも安定したパフォーマンスが期待できます。ジオロックの交換式ソールで環境に合わせやすいのも魅力です。
やはり防寒性能です。下半身が冷えると集中力が落ち、疲れも溜まりやすくなります。ウェーダーでの保温は寒い季節の釣果アップに直結します。
ジオロック スリムウェーダー
ポチップ足にフィットするスリム設計のクロロプレンウェーダー。ヒザ回りなどの余計なしわが少なく、立ち込み時の水圧を感じにくいのがポイント。大きな岩場やテトラでも動きやすく、身体との一体感が得られます。
適正サイズを選べばむしろ動きやすいです。ゆったりしすぎると水の抵抗を受けやすいですが、スリムフィットは水圧や足場へのストレスを軽減してくれます。
DS4ウェーダー チェストハイ
ポチップシマノのDS4透湿素材を取り入れたチェストハイモデル。軽さとムレ対策にこだわった仕様で、長時間の釣りでも快適性をキープ。選べるソールタイプで、様々なフィールドに合わせやすい万能モデルです。
どちらも透湿素材ですが、ドライシールドの方がさらに透湿性に優れ、長時間の釣行でも蒸れにくい傾向があります。DS4も十分に透湿性がありますが、用途や予算に合わせて選ぶと良いでしょう。
ドライシールド+4 ストレッチウェーダー
ポチップシマノが誇る4層透湿素材を用いたハイエンドモデル。抜群の透湿性とストレッチ性能により、軽快に動きながらも高い防水性を実現。多少値が張りますが、長期的に見れば満足度の高い一着です。
長く使えてトラブルも少ないので、ハードに使う人ほど価値が高いです。特に蒸れから解放される安心感は釣果にも大きく影響します。
ウェーダーの使い方・注意点
正しい装着の順番
まずウェーダーを履いてからベルトやショルダーストラップを締め、上半身を固定するのがポイント。最後にウエストベルトをしっかり装着することで転倒時の大量浸水を防止します。
強く推奨されます。万が一転んだときにウェーダー内部へ水が流れ込み続けるのを抑えられ、溺れるリスクを大幅に下げられます。
ライフジャケットの併用
ライフジャケットやフローティングベストは、深いエリアでの万が一の転倒に備えるためにも欠かせません。特にサーフや磯での釣りは不測の波や転落事故が起こりやすいので、安全対策を万全に整えましょう。
周囲から見ると浅く見えても、一歩踏み出すと急に深くなる地形もあります。波の力でバランスを崩しやすく、転倒するとウェーダーに水が入って動きにくくなるため危険度は高いです。
使用後はしっかり洗って乾燥させる
釣行後は塩分や泥を洗い落とし、陰干しでしっかり乾かすことがウェーダーの寿命を延ばすコツです。特にブーツ部分は砂が溜まりやすいのでこまめにメンテナンスしてください。
中性洗剤の薄め液などで軽く洗う程度なら問題ありません。ブラシや高圧洗浄機の使用は生地を傷める可能性があるため避けた方が無難です。
余裕をもった深さを選ぶ
水深ギリギリまで入るのは危険です。ポイントを攻めたい気持ちはわかりますが、急に足元が崩れたり潮位が変化する場合もあるので、ウェーダーの上端より10～20cmは余裕を持たせましょう。
十分に狙えます。むしろベイトを追い込むシャローエリアに魚が回遊してくることも多く、無理に深い場所に行かなくても好釣果が期待できます。
まとめ
今回はシマノのおすすめウェーダーを豊富にご紹介しました。
サイズ選びや素材、ソールのタイプなどを総合的に検討することで、快適かつ安全なウェーディングが楽しめます。
ぜひお気に入りの1着を見つけて、さらに釣りの幅を広げてみてください。
