タイラバを始めたとき、手持ちのジギングリールをそのまま使った。最初の1年はそれでも釣れた。でも水深が50mを超えた日から、兼用リールの限界を感じ始めた。カウンターがないと棚が分からない、ドラグの調整がシビア、ハンドルの巻き速度が一定に保ちにくい。専用リールに替えてから、これらが一度に解決した。

兼用リールで1年やって困った3つの場面

初心者
初心者
タイラバって手持ちのジギングリールで始めていいですか?
つりぐっど
つりぐっど
浅場なら問題ないですよ。ただ水深40mを超えてくると、専用機に変えた方が釣果に直結してきます

①水深が分からなくなる

タイラバの基本は「底を取ること」。兼用リールにカウンターがない場合、船長から「水深60mです」と言われてもリールのラインマーカーだけを頼りに底を感じ取らなければならない。ラインが馴染んでいないとマーカーが狂い、底を取ったつもりが根掛かり、または浮いたままという状況が起きやすい。

②ドラグがシビアすぎる

タイラバは鯛がかかった瞬間に「巻き続ける」のが鉄則。このときドラグが効かなすぎると糸が出ず、バレる。出すぎるとフッキングが甘くなる。ジギング用のドラグはトルクが強い魚に合わせた設定になっており、タイラバのような繊細なドラグ調整と相性が悪いことが多い。

③巻き速度が一定に保てない

タイラバの釣果はほぼ「一定の巻き速度を維持できるか」で決まる。ジギングリールはパワーギア系が多く、ローギアで巻くと速くなりすぎる。ハイギアだと1回転の移動量が多く、スローに巻こうとすると腕が疲れる。専用リールはタイラバの適正速度(毎秒60〜80cm)に合わせたギア比で設計されている。

専用リールに替えるタイミングの判断基準

  • 水深40m以上のポイントに行くようになった
  • 隣の人より釣れない日が続いている
  • 棚の把握に自信が持てない
  • タイラバに月2回以上行っている

上記のどれか一つでも当てはまるなら、専用リールに替えるタイミングが来ている。特に「水深40m以上」はカウンター付きリールがないと棚管理がほぼ感覚頼りになる。初めて専用機にした日、底取りの確実さが変わって驚いた記憶がある。

カウンターありとなし、どちらを選ぶか

初心者
初心者
カウンター付きって必要ですか?高そうで迷ってます
つりぐっど
つりぐっど
水深30m以内の浅場専門ならなしでもいい。でも40m以上を狙うなら、カウンターは「必須の道具」だと思った方がいいですよ

カウンター付きリールの最大のメリットは「何mでヒットしたか記録できること」。一度ヒットした棚を再現できるかどうかが、釣果の差に直結する。

項目カウンターなしカウンター付き
水深管理感覚頼りデジタル表示
ヒット棚の再現難しい確実に再現できる
価格帯1〜2万円台2〜5万円台
おすすめの水深〜30m40m以上

タイラバリール買い替え診断

今の状況から最適なタイラバリールのタイプを診断します。

タイラバリール 買い替え診断

Q1. 主に狙う水深は?



Q2. 今使っているリールは?





おすすめタイラバ専用リール8選

エントリーから本格機まで、カウンター付き・なし含めて実用性の高い8本を紹介する。

① ダイワ LIGHT SW X IC——カウンター付きで1万円台の入門機

実売1万1,000円前後。ICカウンターを搭載しながら価格が抑えられており、「とりあえずカウンター付きを試したい」という最初の一台として選びやすい。水深表示の精度はミドルクラスと遜色なく、30〜50mの浅場タイラバなら十分に機能する。ダイワのエントリーカウンター機の中では評価が安定している。

② シマノ 22 グラップラーBB 151HG——カウンターなしでコスパ重視の専用機入門

実売1万2,000円前後。カウンターはないが、タイラバ専用に設計されたギア比とドラグ特性を持つ。浅場(〜30m)メインで「棚はフォール感覚で覚える」スタイルなら、カウンターなしでも棚管理はできる。まず専用機のドラグの滑らかさを体感するための一台として適している。

③ シマノ バルケッタBB 300PG——カウンター付きエントリーのシマノ版

実売1万2,000円前後。バルケッタシリーズのエントリーモデルで、カウンター付き。PGはパワーギアで1回転の巻き取りが少ない分、スローな巻き速度を維持しやすい。タイラバの適正速度(毎秒60〜80cm)を腕に覚えさせる入門機として使いやすい。

④ ダイワ ティエラA 150H-DH——ダブルハンドルで長時間の巻きが楽になる

実売1万2,000円前後。ダブルハンドルモデルで、タイラバの「等速巻き」を長時間維持したいときに向いている。シングルハンドルより巻き重りが均等にかかる分、腕が疲れにくい。1日船でタイラバを10時間やるような人には、ハンドル形状で選ぶ価値がある。

⑤ アブガルシア MAX DLC BG——軽さを重視するならアブの選択肢

実売1万4,000円前後。DLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングのスプールエッジでラインの放出が滑らか。アブらしい軽量設計で1日持ち続けても疲れにくい。シマノ・ダイワ以外のブランドで選ぶ場合の有力候補で、タイラバ専用設計に近いギア比を持つ。

⑥ ダイワ スパルタンIC 200H——UTDドラグで鯛の走りをいなすダイワミドルクラス

実売2万円前後。UTD(アルティメットトーナメントドラグ)はタイラバの「巻き続けてドラグを滑らせる」釣り方と相性が良く、初動が滑らかで途中から粘る特性が鯛のファイトにマッチする。ICカウンター付きで棚管理もできる。ダイワ派でミドルクラスを選ぶなら最初に検討したい一台。

⑦ シマノ グラップラーCT 150XG——2万円台で棚管理と巻き速度を両立できる

実売2万1,000円前後。カウンター付きで実売2万円台というコスパが光る。XGギアはハイギア設定でスロー巻きの安定感があり、タイラバの適正速度を体が覚えやすい。深場(60m前後)でも棚の再現ができ、入門機から卒業したい人の最初のミドルクラス専用機として選ばれることが多い。

⑧ シマノ バルケッタプレミアム 150/151——深場と長時間釣行を本気でやるならここ

実売3万円前後。SVSインフィニティブレーキで深場の落とし込みが安定し、バックラッシュが減る。カウンター付きで剛性も高く、60m以上の水深で1日中タイラバをやり続けても不満が出ない設計になっている。タイラバを本格的にやり込む人が最終的に行き着くミドルハイクラスの専用機だ。

まとめ

兼用リールでタイラバを1年やって出た答えは「水深40mが専用機の分岐点」だった。それ以浅なら兼用でも棚は取れる。でもそれ以深になるとカウンターがない状態での棚管理は精度が落ちる。

最初の専用機はグラップラーCT 150XGかバルケッタBBあたりが価格とスペックのバランスが良い。深場をメインにするならバルケッタプレミアムまで上げると後悔しない。
タイラバとライトジギングは1本でOK——最強の兼用タックルおすすめ12選

ABOUT ME
つりぐっど
愛知県在住の釣りYouTuber 仕事よりも堤防釣りを学んでいます♪ 今すぐ釣りを始められる記事を用意しています。