この記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリットを徹底比較し、
釣りスタイルやターゲットに応じた最適な選び方を紹介します。
どちらを選ぶべきか迷っている方の意思決定をサポートします。
同程度の価格のよく分からんロッド買うくらいなら断然これの方が良いですよ。
- スペック比較
- メリット・デメリット
- 自分に合った選び方
ダイワルアーニスト・シマノルアーマチック徹底比較
ダイワルアーニストの特徴とメリット
ダイワのルアーニストシリーズは、多様な釣り方やターゲットに対応した高性能なロッドを提供しています。
このシリーズの特徴として、感度と耐久性が非常に高い点が挙げられます。
ルアーニストは、軽量でありながら強度を保ち、釣り人が長時間使用しても疲れにくい設計がされています。
また、特定の魚種に最適化されたモデルが豊富で、トラウトからシーバス、アオリイカまで、様々な釣り方に対応可能です。
【スペック表】ダイワルアーニスト
アイテム | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g) | 適合エギ(号) | ナイロン(lb) | PE(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) | JANコード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
56UL | 1.68 | 2 | 88 | 96 | 1.3/7.4 | 1-6 | – | 2-6 | – | 85 | 8,700 | 207867 |
60XUL | 1.83 | 2 | 96 | 94 | 1.2/7.4 | 0.8-5 | – | 1-4 | – | 85 | 8,800 | 207881 |
63UL | 1.91 | 2 | 100 | 96 | 1.3/7.4 | 1-6 | – | 2-6 | – | 87 | 8,800 | 207898 |
63L | 1.91 | 2 | 100 | 126 | 1.5/9.4 | 2-10 | – | 3-8 | – | 88 | 8,900 | 207904 |
66L | 1.98 | 2 | 103 | 130 | 1.5/9.4 | 2-10 | – | 3-8 | – | 88 | 8,900 | 207911 |
68L-S | 2.03 | 2 | 106 | 126 | 0.8/9.4 | 2-10 | – | 3-8 | – | 88 | 9,200 | 207928 |
74UL-S | 2.24 | 2 | 117 | 119 | 0.7/9.9 | 1-6 | – | 2-6 | – | 84 | 9,300 | 207935 |
76L | 2.29 | 2 | 119 | 132 | 1.5/9.9 | 2-10 | – | 3-8 | 0.6-1.0 | 88 | 8,800 | 207942 |
76ML | 2.29 | 2 | 119 | 135 | 1.6/10.9 | 5-25 | – | 6-12 | 0.6-1.2 | 90 | 8,800 | 207959 |
83ML | 2.52 | 2 | 130 | 142 | 1.6/11.4 | 5-25 | 2.5-3.5 | 6-12 | 0.6-1.2 | 90 | 9,400 | 207966 |
86ML | 2.59 | 2 | 134 | 147 | 1.6/11.4 | 5-25 | 2.5-3.5 | 6-12 | 0.6-1.2 | 90 | 9,600 | 207973 |
86M | 2.59 | 2 | 134 | 158 | 1.8/11.9 | 7-35 | 2.5-4.0 | 8-16 | 0.6-1.5 | 92 | 9,800 | 207980 |
90ML | 2.74 | 2 | 142 | 160 | 1.8/13.4 | 5-25 | – | 6-12 | 0.6-1.2 | 91 | 10,000 | 207997 |
90M | 2.74 | 2 | 142 | 172 | 2.2/13.4 | 7-35 | – | 8-16 | 0.6-1.5 | 90 | 10,200 | 208000 |
96ML | 2.90 | 2 | 150 | 190 | 1.8/14.4 | 5-25 | – | 6-12 | 0.6-1.2 | 91 | 10,600 | 208017 |
96M | 2.90 | 2 | 150 | 200 | 2.2/14.9 | 7-35 | – | 8-16 | 0.6-1.5 | 91 | 11,000 | 208024 |
96MH | 2.90 | 2 | 150 | 220 | 2.3/14.9 | 10-40 | – | 10-20 | 0.8-2.0 | 90 | 11,200 | 208031 |
【スペック表】シマノルアーマチック
モデル | 全長(m) | 自重(g) | ルアーウェイト(g) | ジグウェイト(g) | エギサイズ(号) | 継数(本) |
---|---|---|---|---|---|---|
S70UL | 2.13 | 80 | 0.8~12 | – | – | 2 |
S76UL | 2.29 | 88 | 0.8~12 | – | – | 2 |
S80L | 2.44 | 108 | 5~24 | – | 2~3 | 2 |
S76ML | 2.29 | 112 | 6~32 | – | 2.5~3.5 | 2 |
S86ML | 2.59 | 123 | 6~32 | – | 2.5~3.5 | 2 |
S90ML | 2.74 | 131 | 6~32 | MAX38 | – | 2 |
S96M | 2.9 | 156 | 8~42 | MAX50 | – | 2 |
S90MH | 2.75 | 211 | 10~52 | MAX60 | – | 2 |
S100MH | 3.05 | 267 | 10~52 | MAX60 | – | 2 |
シマノルアーマチックの特徴とメリット
シマノのルアーマチックは、シマノの技術を駆使した高品質な作りと、リーズナブルな価格設定が魅力です。
1万円以下で購入できるモデルも多く、手軽に高性能なロッドを手に入れることができます。
ルアーマチックは、ソルトルアー、バス、トラウトの3つのカテゴリーに分かれており、ガイドにはFuji製Oリングを使用しています。
ルアーニストのデメリット
ダイワルアーニストのデメリットとして、価格が比較的高めである点が挙げられます。
高性能な分、初期投資が大きくなるため、初心者や予算に限りのある釣り人には少し手が出しづらいかもしれません。
また、多機能であるが故に、特定の釣り方に特化していないモデルも存在し、選択に迷うことがあります。
ルアーマチックのデメリット
シマノルアーマチックのデメリットとしては、軽量化に重点を置いているため、耐久性がやや劣る場合がある点です。
特に、大物を狙う際にはパワー不足を感じることがあります。
また、一部のユーザーからはデザイン面での不満もありますが、性能面での大きな欠点は少ないです。
価格比較
ダイワルアーニストとシマノルアーマチックの価格帯を比較すると、シマノルアーマチックの方が圧倒的にリーズナブルです。
例えば、シマノルアーマチックのS70ULやS76ULは7,600円から8,100円程度で購入可能ですが、
ダイワルアーニストは平均して1万円を超える価格設定が多いです。
対応する魚種の違いを比較
ダイワルアーニストとシマノルアーマチックは、対応する魚種にも違いがあります。
ルアーニストはトラウト、バス、アジ、メバル、クロダイ、シーバス、アオリイカ、カサゴ・キジハタ、ヒラメ・マゴチ、ライトショアジギングなど、幅広いターゲットに対応しています。
一方、ルアーマチックもアジ、メバル、シーバス、タチウオ、ヒラメ、青物などに対応し、特にライトゲームやショアジギングに強みを持っています。
ダイワルアーニスト対応魚種
アイテム | トラウト(渓流) | トラウト(本流・湖) | トラウト(管理釣り場) | バス | アジ | メバル | クロダイ | シーバス | エギング | カサゴ、キジハタ | ワインド | ヒラメ・マゴチ | ライトショアジギング |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
56UL | ◎ | – | ○ | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
60XUL | ○ | – | ◎ | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
63UL | – | – | – | – | ◎ | ○ | – | – | – | – | – | – | – |
63L | – | – | – | ◎ | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
66L | – | – | – | ◎ | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
68L-S | – | – | – | – | ◎ | ○ | – | – | – | – | – | – | – |
74UL-S | – | – | – | – | ○ | ◎ | – | – | – | – | – | – | – |
76L | – | ○ | – | – | – | ○ | ◎ | – | – | – | – | – | – |
76ML | – | ○ | – | – | – | – | – | ○ | ○ | ◎ | – | – | – |
83ML | – | ○ | – | – | – | – | – | ○ | ◎ | – | ○ | – | – |
86ML | – | – | – | – | – | – | – | ○ | ◎ | – | ○ | – | – |
86M | – | – | – | – | – | – | – | ◎ | ○ | ○ | ○ | – | – |
90ML | – | – | – | – | – | – | – | ◎ | – | – | – | – | – |
90M | – | – | – | – | – | – | – | ◎ | – | – | – | – | – |
96ML | – | – | – | – | – | – | – | ○ | – | – | – | ◎ | – |
96M | – | – | – | – | – | – | – | ○ | – | – | – | ◎ | – |
96MH | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | ◎ |
シマノルアーマチック対応魚種
モデル | 魚種 | 推奨用途 |
---|---|---|
S70UL | アジ、メバル | ライトゲーム |
S76UL | アジ、メバル | ライトゲーム |
S80L | シーバス、ロックフィッシュ、タチウオ | ミディアムゲーム |
S76ML | シーバス、ロックフィッシュ、タチウオ | ミディアムゲーム |
S86ML | シーバス、タチウオ、イカ | ミディアムゲーム |
S90ML | シーバス、タチウオ、ヒラメ | ミディアムゲーム |
S96M | シーバス、タチウオ、ヒラメ、青物 | ショアジギング |
S90MH | シーバス、ヒラメ、青物 | ショアジギング |
S100MH | シーバス、ヒラメ、青物 | ショアジギング |
初心者におすすめのモデル・番手
- シマノルアーマチックのS70ULやS86ML
- ダイワルアーニストの76ML
初心者におすすめのモデルとして、シマノルアーマチックのS70ULやS86MLが挙げられます。
これらのモデルは操作性が良く、軽量で扱いやすいため、初めてのルアーフィッシングにも最適です。
一方、ダイワルアーニストの76MLも初心者にとって優れた選択肢で、幅広い釣り方に対応できる万能モデルです。
どちらを選ぶべきか
釣りスタイル別の選び方
例えば、ライトゲームを楽しみたい場合は、シマノルアーマチックのS70ULやS76ULが適しています。
一方で、大型魚を狙う場合は、ダイワルアーニストの86MLや96Mが適しています。
自分の釣りスタイルに合わせて選ぶことで、より満足度の高い釣り体験ができます。
耐久性と感度を比較
ダイワルアーニストは感度と耐久性が非常に高く、特にプロフェッショナルな釣り人にとっては重要な要素です。
一方、シマノルアーマチックはコストパフォーマンスを優先しているため、感度や耐久性はやや劣ることがあります。
ただし、初心者やライトユーザーにとっては十分な性能です。
各メーカーのアフターサービス比較
ダイワとシマノのアフターサービスも比較しておくべきポイントです。
ダイワは全国に修理サービスセンターを持ち、迅速な対応が期待できます。一方、シマノも同様に全国展開しており、修理や部品交換がスムーズです。
どちらも信頼性の高いメーカーであり、アフターサービスも充実していますが、購入前に近くのサービスセンターの有無を確認しておくと安心です。
どちらのロッドを選ぶかは、個々のニーズや釣りスタイル、予算に応じて決めることが重要です。
いずれにしても、ダイワのルアーニストとシマノのルアーマチックはどちらも高品質で信頼性の高いロッドシリーズです。
【まとめ】
- ダイワルアーニストとシマノルアーマチックはどちらも高品質なロッドシリーズ。
- ルアーニストは感度と耐久性が高く、多様な釣り方に対応。
- ルアーマチックはコストパフォーマンスが高く、初心者に最適。
- ルアーニストは価格が高めだが、高性能で長持ち。
- ルアーマチックはリーズナブルで軽量だが、耐久性にやや劣る。
- 各メーカーのアフターサービスも充実している。
- 釣りスタイルや予算に応じて最適なロッドを選ぶことが重要。