足元でのトリックサビキで安定した釣果を上げられるようになると、次のステップとしてさらなる釣果を求めたくなるものです。
しかし、足元のポイントでは限界を感じることもあります…
そんなとき、沖のポイントを狙える「投げトリックサビキ」に挑戦してみませんか?
この釣法をマスターすることで、より広範囲の魚をターゲットにでき、サビキ釣りの引き出しが一気に増えます。この記事を読んで早速試してみましょう‼︎
投げトリックサビキ完全ガイド
投げトリックサビキとは
- 広範囲の魚を狙う釣法。
- 沖のポイントを攻めることができる。
- 遠くの魚群や深場の魚を効率的に狙える。
投げトリックサビキでは、仕掛けの絡み防止や餌の保持力が重要です。適切なタックル選びや投げ方の工夫が、釣果を左右します。
投げトリックサビキのメリットとデメリット
投げトリックサビキのメリット・デメリットは以下の通りです。
- 遠投が可能で広範囲の魚を狙える。
- 深場や沖のポイントで釣果を上げやすい。
- 回遊魚や根魚など幅広い魚種をターゲットにできる。
- 足元の釣りよりも大型の魚を狙いやすい。
- 遠投時に仕掛けが絡むリスクがある。
- 適切なタックル選びが必要で初期投資がかかる。
- 餌の付け方や投げ方に技術が求められる。
- 周囲の環境や他の釣り人への配慮が必要になる。
必要なタックルと仕掛けの選び方
投げトリックサビキに必要なタックルのスペック・仕掛けを解説します。
タックル/仕掛け | 選び方のポイント |
---|---|
ロッド | 3m以上のサビキ竿や磯竿がおすすめ。遠投重視なら3号以上の遠投磯竿を選ぶ。 |
リール | 2500〜3000番のスピニングリールが一般的。太めライン使用時は4000番も適応。 |
ライン | ナイロンライン2号〜3号が最適。根がかりの多い場所では強度重視で選ぶ。 |
仕掛け | トリックサビキ専用仕掛けを使用。おすすめはこちらの記事を参照 |
ウキ | 遠投用ウキを採用。浮力や視認性を重視して選ぶこと。 |
餌付け器 | 専用の餌付け器を使用。 |
タックルや仕掛けの選び方次第で、釣果が大きく変わります。適切な準備をして挑戦してください!
餌付け器の使い方
トリックサビキの餌付け器を使用すると、針に餌を素早く付けることができます。以下にその手順を簡潔にまとめました。
- 餌付け器にアミエビをセットする。
- 仕掛けを餌付け器に通す。
- 仕掛けを投入する。
- ラインテンションを張る。
- ドラグを調整する。
餌付け器は安定した場所に固定すると作業がスムーズです。三脚や柵に取り付け、スピードバケツを使用する方法が一般的です。
投げトリックサビキに向いているエサ
投げトリックサビキでは、シロメ(生シラス)の使用がおすすめです。シロメはアミエビよりも餌持ちが良く、遠投時の衝撃でも外れにくいため、効率的な釣りが可能です。
また、シロメの存在感が強く、魚の食い付きが向上します。
投げトリックサビキにコマセは必要?
投げトリックサビキ釣りでは、通常は針に直接アミエビなどの餌を付けて魚を誘います。しかし、状況によってはコマセを併用することで、より効果的に魚を寄せることができます。
特に魚の活性が低い場合や、広範囲から魚を集めたい場合には、コマセの使用が有効です。
投げトリックサビキは上カゴ・下カゴどっち?
投げトリックサビキでコマセを使用する際は、上カゴを選ぶのが一般的です。
上カゴは仕掛けの上部にコマセを入れるカゴを取り付ける方法で、コマセが仕掛け全体に広がりやすく、魚を効果的に寄せることができます。
遠投時の注意点と仕掛けの絡み防止策
- 仕掛けを振りかぶる際、後方45度。
- 竿の元上に重さを感じながら、前方45度へ押し出すイメージ。
- ウキは自重のあるものを使用する。
- 仕掛けを軽く投げる。
- 仕掛けの長さに注意する。
仕掛けを振りかぶる際、後方約45度の位置まで振り上げると、竿に仕掛けの重さがしっかり乗ります。その反発力を利用して投げることで、飛距離を稼ぐことができます。
投げトリックサビキで狙える魚種
投げトリックサビキは、足元の釣りでは届かない沖のポイントを狙えるため、多くの種類の魚をターゲットにできます。以下に狙える主な魚種と特徴をまとめました。
魚種 | 特徴 | 釣れる時期 |
---|---|---|
アジ | 群れで行動する回遊魚。サイズは小型から大型まで。 | 春から秋 |
サバ | 高速で泳ぎ、引きが強い回遊魚。 | 夏から秋 |
イワシ | 小型の回遊魚で、群れで行動する。 | 春から秋 |
カマス | 鋭い歯を持つ細長い体形。夜行性。 | 夏から秋 |
メバル | 根魚で、美味で人気がある。夜間に活発。 | 冬から春 |
投げトリックサビキは、回遊魚から根魚まで幅広く狙える釣法です。特に広域に狙えるためサイズアップも期待できます。
実釣時のテクニックとコツ
投げトリックサビキでの釣果を向上させるためには、以下のポイントに注意すると効果的です。
- 適切なタナを探る。
- 餌の付け方を工夫する。
- 仕掛けの投入と回収をスムーズに行う。
- なるべく同じ箇所に投げる。
- 周囲の状況を観察する。
- 仕掛けの絡みを防ぐ。
- 餌の鮮度を保つ。
遠投トリックサビキはシロメがおすすめですがアミエビを使用する際は強力粉を混ぜると、餌の粘度が高まり、針への付きが良くなります。
これにより、餌持ちが向上し、遠投時や魚に突かれた際にも外れにくくなります。また、同じ箇所へ投げ込むことによりコマセが効いてくるため回遊魚を寄せることができます。
記事のまとめ
- 投げトリックサビキは、足元での釣りからさらに広範囲を狙う釣法。
- 遠投に適したタックルや仕掛けの選択が重要。
- 餌はシロメや工夫したアミエビが効果的。
- 状況に応じてコマセを使用すると釣果が向上する。
- 上カゴを使用することで効率的に魚を寄せられる。
- 遠投時は仕掛けの絡み防止策を実施する。
- 狙える魚種が多く、幅広いターゲットに対応可能。
- 適切なテクニックと準備で、さらなる釣果が期待できる。