ティップランインターラインロッドは、外ガイドをなくすことで
糸絡みトラブルを軽減し、
風の影響を抑えて
繊細なアタリを捉えやすいのが最大のメリットです。軽快なシャクリを継続できるため、アオリイカの乗り逃しを防ぎ、効率良く釣果を伸ばせる魅力があります。
ティップランインターラインロッドの特徴

外ガイドがなく、ラインを竿内部に通す構造

・糸絡みリスク低減
・風による負荷を減
・繊細操作が容易化
ラインが
ロッド内部を通るため、ガイドへの糸絡みがほぼ起こりません。風によるラインのブレも軽減され、軽いアクションでもイカの反応を捉えやすくなります。繊細さが求められるティップランエギングで大きな武器になり、アタリの把握に集中できる点が魅力です。
インターラインロッドのメリットは?
糸絡みによる破損リスクが減り、風の強い日でも安定したシャクリが可能です。さらに、エギを安定させやすくなるので繊細なアタリも捉えやすくなります。
竿先にガイドがない分、穂先が繊細になりやすい
初心者
ティップが細くなるほど折れやすくなるのではないですか?
強度設計が進んでいるので、適切に扱えば折れにくいです。折れる原因の多くは糸絡み時の負荷なので、ガイドレス構造がリスクを抑えます。
外ガイドを取り除いた構造により、ロッド先端が極めてスリムになっています。イカが触れたときのわずかな重みや微細なアタリも、穂先の変化として捉えやすい点が大きな特徴です。感度を重視するアングラーに適しており、初動で素早くアクションを加えることができます。
極細ティップでも折れにくい?
インターライン構造が糸絡みを減らすため、想定外の負荷を避けやすいのが理由です。正しいドラグ調整とメンテナンスがあれば安心して使えます。
風や糸ヨレの影響を軽減
・ライン干渉を低減
・仕掛け姿勢を安定
・シャクリの精度向上
ロッド内部をラインが通ることで、横風を受ける部分が少なくなります。結果として余分な糸フケや糸ヨレが抑えられ、アタリを取り逃しにくくなるのがメリットです。強風下でもエギの姿勢を安定させやすく、ロッド操作が一貫しやすくなります。
風の強い日でも快適?
ラインが外に出ている部分が短いので、横風の影響を受けにくいです。強風時でもエギの動きが安定し、アタリの見逃しを抑えられます。
竿内部のコーティングでスムーズなライン放出・回収
高性能な撥水加工が施されているので、通常使用では問題ありません。定期的な洗浄と乾燥で長持ちさせることがポイントです。
内壁に撥水性・滑り性能を高める加工がされており、ラインが
スムーズに動くよう設計されています。ティップランエギングで頻繁にシャクリや回収を行う際も、ライン摩擦を抑えて快適に操作できます。狙った水深に素早く到達させるうえでも、非常に役立つ構造です。
コーティングが摩耗しやすい?
派手なシャクリや塩分蓄積で摩耗する可能性はあります。使用後はすぐに淡水洗いと乾燥を行い、長期間の性能維持に努めましょう。
メンテナンスが重要な構造
海水や砂が内部にたまると摩耗原因になるので、毎回軽く水洗いし、しっかり乾燥させましょう。道具を忘れずに持参するとラクです。
インターラインロッドは、内部に砂や塩分が入り込むとラインを傷つける恐れがあります。そのため、使用後の洗浄と完全な乾燥は必須です。ワイヤーを使ってラインを通す際もゴミの侵入を防ぐ意識を持ち、丁寧に扱えば長く愛用できるでしょう。
メンテナンスが面倒になりませんか?
ガイド付きロッドと比べると手間は増えますが、トラブルの少なさや高い感度を考えればトータルでメリットがあります。
ティップランインターラインロッドの選び方

適合エギウェイトとバットパワーの確認

・深場対応を重視
・エギ総重量を把握
・ロッド破損を回避
ボートエギングでは深場や潮流が速いポイントを攻めることも多いため、必要なエギウェイトに合ったバットパワーを持つ
ロッドが重要です。軽いエギしか扱えないロッドだと、状況によっては底取りできず苦戦します。余裕をもった最大ウェイト対応を確認しておきましょう。
50g以上のエギでもOK?
ロッドの表記で最大70g程度までカバーできるモデルを選べば安心です。使用エリアや水深に応じて最適な硬さを選びましょう。
インターライン部分の仕上がり精度(内壁コーティング)
そうですね。表面がスムーズなほど糸鳴りや摩耗が起きにくいです。商品説明などで撥水加工や特殊コーティングの有無をチェックしましょう。
インターラインロッドは、ロッド内壁の仕上げにより使用感が大きく変わります。質の高いコーティングが施されているほどライン放出や回収がスムーズで、アタリもクリアに捉えられます。メーカーやモデルごとに異なるコーティング技術を比較してみるのも良いでしょう。
コーティングの耐久性が気になります
製品によって差はありますが、撥水技術や強化加工が施されているものは比較的長持ちです。正しいメンテナンスで寿命を伸ばせます。
ロッド長と操作性
・手返し重視の短尺
・波高時に有利な中尺
・調和型の6ft台
5ft台の短めのロッドは感度が高く、手首を使ったシャクリがしやすいのが特徴。一方、7ft前後になると波が高いときにエギを安定させやすくなります。最もオールラウンドなのは6ft台で、扱いやすさと感度を両立できる点が魅力です。
初心者ならどの長さが良い?
まず6ft台を選べば間違いありません。短すぎず長すぎず、どんなシーンでも比較的対応しやすいです。
ブランクの感度・調子(ファースト or レギュラー)
基本は先調子寄りのファーストテーパーがアタリをとりやすいですね。慣れてきたら好みに応じて変更も検討すると良いです。
ロッドの調子によって、操作感やアタリの出方が異なります。ファーストテーパーは鋭いシャクリや細かいアタリを拾いやすい一方、レギュラーテーパーはイカを掛けてからのやり取りが安定する利点もあります。あなたの釣りスタイルに合わせて選んでみてください。
フッキングのミスを減らしたいけど?
レギュラーテーパーならバラシを抑えやすいです。ただしアタリはややマイルドになるので、どちらを重視するか優先順位を考えましょう。
メンテナンスのしやすさと付属品
あると便利です。特にワイヤー通しは現場でラインを再セッティングするときも役立ちますし、掃除しやすくなります。
インターラインロッドには、ライン通し用のワイヤーが付属していたり、専用クリーナーがセットになっている場合があります。メンテナンスが簡単になる付属品は、快適に使い続けるうえで意外と重要です。付属品の有無も選択時に確認してみてください。
付属品がない場合は?
別売りのワイヤー通しやクリーニング用品を用意する必要があります。少し手間ですが、メンテを怠るとライン損傷に繋がるので注意です。
おすすめのティップランインターラインロッド6選
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使用時の注意点

竿内部の洗浄・乾燥を徹底する
内部に塩や砂が蓄積すると、ラインやコーティングに悪影響を与えます。使用後は水道水をロッド内部に通し、さらにワイヤーなどを使って汚れを除去するのが理想です。乾燥不十分で収納すると、塩分や水分が固着してスムーズなライン放出を損ねる可能性があるので注意しましょう。
洗浄時のポイントは?
ロッド先端と根元部分から入念に水を流し、乾拭きや風通しの良い場所で十分に乾かすことが大切です。
ラインの太さ・コーティングに注意
細すぎるPEラインを使うと、ロッド内部で振動が増して糸鳴りや摩擦が発生しやすいケースがあります。逆に太すぎるとエギの操作感が重くなるため、状況に応じた号数を選びましょう。また、ラインにコーティング剤を使用すると摩擦低減に役立ちますが、油分が残りすぎると内部にゴミが付着するおそれもあるので、使用後はしっかり拭き取りましょう。
ライン選びの基準は?
一般的にPE0.6~0.8号あたりが扱いやすいです。潮流や使用エギの重さに合わせ、適宜調整すると快適にシャクリを続けられます。
ガイド付きロッドとの差異を把握しておく
インターラインロッドはラインがロッド内部を通る構造上、メンテナンスや準備にひと手間掛かります。一方、外ガイド付きロッドならライン通しが簡単ですが、その分糸絡みリスクが高いのも事実です。どちらにもメリット・デメリットがあるので、釣行頻度や求める感度、取り回しの良さなどを見比べて、自分に最適なロッドを選ぶようにしましょう。
メリットの比重は大きいですか?
特に風が強いエリアや糸絡みのストレスを減らしたい人には利点が大きいです。多少の手間を許容できればおすすめです。
記事のまとめ

- ガイドレスで糸絡みが減少
- 繊細な穂先でアタリを捉えやすい
- 風の影響や糸ヨレを抑制
- 内壁コーティングの性能が重要
- エギウェイト対応範囲をチェック
- 6ft台が操作性と汎用性を両立
- 調子はファーストかレギュラーか
- 洗浄・乾燥を怠らないメンテが大切
以上のポイントを踏まえれば、ティップランインターラインロッドの特性を存分に活かせるはずです。インターライン構造は糸絡みリスクを抑えながらも高度な感度を発揮し、さまざまな海況でイカを狙いやすいのが強み。丁寧なメンテナンスで長く愛用し、快適なティップランを楽しみましょう。