ティップランでは、道具の整理や持ち運びのしやすさが釣りの快適さを左右します。そこで重要になるのがタックルボックス選びです。本記事では容量や耐久性、防水機能といった要素から、おすすめのタックルボックスまで幅広く解説します。自分に合ったボックスを見つけて、快適なティップランエギングを楽しんでください。
- ティップランタックルボックスの選び方
- おすすめティップラン タックルボックス12選
- ダイワ(DAIWA) ハンドルロック付き タックルボックス TB
- メイホウ(MEIHO) BM-5000 バケットマウス ブラック
- メイホウ(MEIHO) VS-7055N VS-7055N
- 明邦化学工業 VS-7080N グリーンツートン
- ダイワ(DAIWA) タックルボックス TB5000/7000/9000 各種
- メイホウ(MEIHO)タックルボックス ブラック VS-8010
- シマノ(SHIMANO) セフィア システマティックエギボックス ブラック BK-293S
- Croch 大容量 タックルボックス 収納ボックス ルアーケース 4段
- 大容量 タックルボックス 収納ボックス ルアーケース 分類 整理 エギング釣り具 釣り道具箱
- フィッシングボックス トラベルフィッシングケースボックス ボトルホルダーとロッドスタンドチューブ付き
- VesVas フィッシングボックス トラベル用 ボトル&ロッドホルダー付き ライトタックルボックス
- 座れるドタックルボックス ロッドホルダー付き バッカン タックルバック 釣りバッカン 45cm
- 使用時の注意点
ティップランタックルボックスの選び方

収納スペースの容量・仕切り構成

- 大容量の仕切り構成
- 自由に組み替え可能
- ケース同士の干渉減
ティップランで使うエギや小物は意外と多く、タックルボックスの仕切りや構造によって使い勝手が大きく左右されます。たとえば大容量かつ仕切りを自由に設定できるタイプを選ぶと、エギケースやツールを整理しやすくなります。さらにスペースが区切られていると、小物が混在せずスムーズな取り出しが可能です。
仕切り板が付属しているタイプもありますが、別売りのオプション品を使うとより細かく調整できます。市販の仕切り板を追加する方法もあるので必要に応じて最適化しましょう。
防水・撥水性と耐久性
ティップランは海上で行うため、タックルボックスには防水・撥水性や頑丈さが求められます。素材に強化ポリプロピレンを採用したり、蓋部分のシーリングがしっかりしているものを使うと長く安心して使えます。突然の雨や船上での水濡れ対策にもこだわりたいところです。
耐久性の高いモデルは衝撃にも強いため、波が高い日でも安心して使いやすいです。ハードタイプは特に衝撃吸収力があり安心感が高まります。
持ち運びやすさ(ハンドル・ショルダーベルト・重量)
- 握りやすいハンドル設計
- 着脱式ショルダー対応
- 全体の重量バランス
オフショアでのティップランでは、タックルボックスを何度も持ち運ぶ場面があります。ハンドル部分がしっかりした形状のものや、ショルダーベルトが装着できるタイプなら、船上での移動も楽になります。また、重量バランスが良いボックスを選ぶことで安定感が増し、荷物の多い釣行でも負担を感じにくくなるでしょう。
ボックスを手持ちしづらい場合にショルダーがあると便利です。特に荷物が増える釣行や乗合船での移動時に役立つので、あった方が快適です。
蓋の開閉方式と気密性
片開きの蓋は船上での限られたスペースでも開閉しやすく、さらに水の侵入を防ぐ工夫がされているかも大切です。強風や波しぶきがあるときにも、蓋が固定されるタイプだと安心感が高まります。気密性が保たれるタックルボックスなら、エギや小物の保存状態を良好に保ちやすいでしょう。
製品によってはパッキンのみ別売りがある場合もあります。消耗したら交換することでしっかりとした気密性を維持できます。
エギ専用ケースとの相性
ティップランではエギを複数サイズ常備するので、専用ケースをうまく活用すると仕掛け交換がスピーディに行えます。タックルボックスに専用ケースをまとめて収納できると整理整頓もしやすく、急なエギチェンジにも素早く対応可能です。ケースとのサイズや形状の相性をしっかりチェックすることが大切です。
立て収納や仕切り板でスペースを調整してみると収まりやすくなります。無理に詰めるとカンナに負荷がかかるので注意しましょう。
追加パーツや拡張性の有無
ロッドスタンドやドリンクホルダーなど追加パーツを装着できるタックルボックスは、機能性をさらに高められます。拡張性が高いモデルは、船の上で手早く仕掛けを変更したい場面や小物を一時的に置く時にも重宝します。必要に応じてパーツをプラスし、快適な釣りを追求するのがおすすめです。
シンプル派の方には十分ですが、機能を増やしたい人には拡張性が限られます。必要に応じて便利なパーツを取り付けられるモデルを検討しましょう。
おすすめティップラン タックルボックス12選
ダイワ(DAIWA) ハンドルロック付き タックルボックス TB

ダイワのTBシリーズはロック機能付きハンドルが特徴で、しっかりと持ち運べます。堅牢な素材を採用しており、船上での転倒や振動による衝撃にも強いモデルです。
メイホウ(MEIHO) BM-5000 バケットマウス ブラック

座っても安心な高い耐久性を持ち、収納力も抜群な定番バケットマウス。ハードな使用に耐えるボディでオフショアでも活躍します。拡張パーツを後付けできるのも魅力です。
メイホウ(MEIHO) VS-7055N VS-7055N

コンパクトながら堅牢な設計で、軽量性もある人気シリーズ。ロッドホルダーや蓋上の小物スペースなど、使いやすい工夫が各所に施されています。
明邦化学工業 VS-7080N グリーンツートン

カラーリングが特徴的なモデルで、ハンドルストッパー機能も搭載。容量が大きく、仕切りも細かく調整できるためティップランタックルの整理がしやすいボックスです。
ダイワ(DAIWA) タックルボックス TB5000/7000/9000 各種

シリーズ展開が豊富で、好みのサイズを選べるのがポイント。ボディの強度と拡張性に優れ、ロッドスタンドやカップホルダーを装着して使い勝手を高められます。
メイホウ(MEIHO)タックルボックス ブラック VS-8010

角形のフォルムに仕切りをしっかり配置できるモデル。重ねて収納しやすく、スペースを有効活用できます。取り外し可能なパーツもあるため、道具に合わせて最適化可能です。
シマノ(SHIMANO) セフィア システマティックエギボックス ブラック BK-293S

エギ収納に特化した設計が魅力の一品。シマノのセフィアブランドならではの洗練されたデザインで、素早くエギを取り出せる仕組みが釣りの効率を上げてくれます。
Croch 大容量 タックルボックス 収納ボックス ルアーケース 4段

段数を活かした整理整頓がしやすいモデル。ルアーや小物をカテゴリー別に収納でき、エギのサイズによって仕切りを簡単に変更できるため使い勝手は良好です。
大容量 タックルボックス 収納ボックス ルアーケース 分類 整理 エギング釣り具 釣り道具箱

エギングをはじめ、様々なルアーを大量に収納できる大容量設計。分類しやすい構造で、ティップラン用の仕掛けをまとめて管理したい方にぴったりです。
フィッシングボックス トラベルフィッシングケースボックス ボトルホルダーとロッドスタンドチューブ付き

旅行や遠征にも便利な軽量タイプで、ロッドスタンドチューブが付いているため船上でロッドの置き場所に困りません。持ち運びしやすく、道具の取り出しもスムーズです。
VesVas フィッシングボックス トラベル用 ボトル&ロッドホルダー付き ライトタックルボックス

同じく遠征釣行に適したトラベル用モデル。ボトルホルダーや付属パーツが充実しており、限られたスペースで効率的に使える設計が魅力的です。
座れるドタックルボックス ロッドホルダー付き バッカン タックルバック 釣りバッカン 45cm

椅子代わりとしても使える強度と高さを備えたモデル。汚れを落としやすい材質のため、海水やエギのインク汚れも簡単にメンテナンス可能で、気軽に扱えます。
使用時の注意点

水洗いと乾燥で塩分や汚れを残さない
潮が付着したままではパーツが錆びやすく、エギや小物の寿命にも影響します。釣行後は海水をよく洗い流し、できれば日陰でしっかり乾燥させましょう。水洗いが難しいときはウェットティッシュやタオルで拭き取り、その後通気性のよい場所で乾かします。こうしたこまめなケアがタックルボックスを長持ちさせる秘訣です。
塩分が残ったままだと金属パーツのサビを進行させ、エギのカンナ部分などが傷みやすくなります。洗浄と乾燥をセットにして長持ちさせましょう。
仕切りやケースを適宜見直して整理
仕切りを使っていると、エギの追加やサイズ変更などでうまく収まらなくなることがあります。そんなときは仕切りや専用ケースを定期的に見直し、最適な配置を再設定するのがポイントです。特に季節によって持ち込むエギやルアーが変わる場合、使わない仕切りやケースは外し、必要なものだけを入れるとスッキリまとめられます。
不要な仕切りは袋や小物入れにまとめておき、必要になったらすぐに使えるようにすると便利です。
船や岸壁での置き場所や固定に注意

ティップランで船に乗るときは、波の揺れや移動時の衝撃でタックルボックスが動いてしまうことがあります。岸壁に置く場合も風で倒れないように、しっかりと安定した場所に置くのが大切です。固定ベルトや滑り止めマットを活用すると、思わぬトラブルを予防できます。安全対策のためにも置き場所には常に気を遣いましょう。
中の道具が散乱し、エギやルアーに傷が付く場合があります。ロッドホルダーや固定バンドでしっかり対策すると安心です。
記事のまとめ
- 容量と仕切り数をチェック
- 防水性・撥水性の有無
- 重さやハンドルを確認
- 蓋の開閉しやすさも重要
- エギ専用ケースの相性に注意
- 拡張パーツの追加可否
- 使用後の塩分ケアが必須
- 固定や持ち運び対策が必要
以上が、ティップランタックルボックスを選ぶ際の大きなポイントです。長持ちさせるためには、日々のメンテナンスや仕切りの見直しを欠かさず行うことが大切になります。工夫次第でより快適に釣りを楽しめるので、ぜひ活用してみてください。