ウェーダーで入水する釣りでは、ジャケット選びが重要です。
なぜならウェーダージャケットは水の侵入を防ぎつつ、快適にキャストやランディングができるための必須アイテムだからです。
今回はウェーダージャケットの選び方とおすすめアイテムを徹底解説!これを読めば、最適な1着にきっと出会えます。
ウェーダージャケットの選び方で失敗しないポイント
もしウェーダー自体の選び方がまだわからないという場合は、 【初心者必見‼︎おすすめのサーフウェーダー12選と安心スタートガイド‼︎】も 併せてご覧いただくと、よりスムーズに選べるはずです。
耐水圧・透湿性に注目

ウェーダージャケットには優れた耐水圧と透湿性が欠かせません。耐水圧が低いと雨や波しぶきで濡れやすく、透湿性が低いと内部が蒸れて不快になりがち。両方とも高水準のモデルを選ぶと、長時間の釣りでも快適さが保てます。
はい。どちらかが欠けると濡れてしまったりムレやすくなったりして快適性が低下します。セットで高い数値のジャケットを探すのがおすすめです。
適度なフィット感を重視

体に合ったサイズはキャストやランディングの動作を快適にしてくれます。大きすぎるとジャケット内に空間ができて風が侵入しやすくなり、小さすぎると腕や肩まわりが突っ張りがち。できれば試着して動きやすさを確かめるのが理想的です。
重ね着用に1サイズアップする方もいますが、あまりにも大きいと動きにくく水も入りやすくなるため注意が必要です。
防寒性能や保温素材を確認

厳寒期の釣行では、防寒機能があるジャケットが心強いです。中綿や起毛素材を使ったモデルを選べば、冬場でも快適に立ち込み釣りを楽しめます。また、濡れてしまっても乾きやすい素材だと次の日の釣行も安心です。
透湿性の高いモデルかつ、防寒しつつ通気性も兼ね備えた生地を選ぶとムレが軽減されます。インナーの素材選びも大切です。
水の侵入を防ぐ特殊構造の有無

袖口や裾などにはネオプレンカフスやインナースカートといった工夫があると、水の侵入を最小限に抑えてくれます。さらにジッパー部分も止水仕様だとより安心。これらの構造が整っているか、しっかりチェックしておくと失敗しません。
潮や波しぶきが多い環境では止水ジッパーがあると便利です。特にポケット部分は塩ガミしにくいものを選ぶと長く使えます。
失敗しない!おすすめウェーダージャケット一覧
ここでは厳選した10着を紹介します。表で比較しながらぜひお気に入りを見つけてください。
商品名 | 耐水圧 | 透湿性 | 特徴 |
---|---|---|---|
マズメ レッドムーン ウェーディングショートジャケット | 約20,000mm | 高透湿 | ショート丈で 動きやすい |
RBB タイドウェーディングジャケット | 約15,000mm | ストレッチ素材 | 袖口からの浸水を防ぐ クロロプレンカフ仕様 |
パズデザイン BS ウェーディングレインジャケット | 約20,000mm | 高透湿 | ディープウェーディング向き ショート丈 |
シマノ デュラスト ウォームショートレイン | 約25,000mm | 快適 | 防寒性も◎ 真冬でも快適 |
リトルプレゼンツ DT サーマル WD ジャケット | 約15,000mm | 適度 | 中綿入りベスト着脱式 オールシーズン対応 |
コロンビア アンプライ ドライシェル | 約10,000mm | 高透湿 | 裾ドローコード搭載 コスパに優れる |
RBB ウィンタージャケット | 約20,000mm | 透湿性◎ | 中綿仕様で暖かい 冬の定番モデル |
フォックスファイヤー 3Dウルトラライトレインジャケット | 15,000mm | 防水透湿 | 軽量&摩擦にも強い 渓流にも最適 |
Bluestorm ポンティアス | 約15,000mm | 優秀 | ディープウェーディングOK ストレスフリー裁断 |
マズメ タイドマニア オールウェザージャケット | 約15,000mm | 高透湿 | セミショート丈 幅広いシーンで使える |
アングラーズデザイン ストレッチ レインジャケット | 約15,000mm | やや高め | ストレッチ生地 ポケット多数 |
マズメ レッドムーン ウェーディングショートジャケット

ショート丈設計が最大の特徴。深く立ち込んでも裾が濡れにくく、キャスト動作もスムーズです。防水透湿に優れた素材を採用しているため、雨天時もムレにくく快適に過ごせます。
立体裁断が施されており、肩や肘を動かしても突っ張りにくいので、アクティブな釣りにも適しています。
RBB タイドウェーディングジャケット

袖口のクロロプレンカフスが特長で、水の侵入をしっかりブロック。ストレッチ生地なので動きやすく、ウェーディング時はもちろん、堤防や磯歩きでも頼りになる1着です。
素材が丈夫で破れにくい仕様になっており、多少の擦れや磯での接触にも耐えられる設計になっています。
パズデザイン BS ウェーディングレインジャケット

ディープウェーディング対応の短め丈で、腕や腰まわりに余裕をもたせたパターンが魅力。生地は防水・撥水・透湿機能が高いので、雨天でもストレスフリーに釣りができます。
袖口に止水構造やカフスが取り付けられているため、手を水に浸けても浸透しにくい仕様です。
シマノ デュラスト ウォームショートレイン

真冬まで対応可能な防寒設計。中綿や裏起毛ではなく、薄手でも暖かさをキープする生地が使われているのが特徴。軽量なので、長時間の釣りでも疲れにくいです。
個人差はありますがインナー調整をすれば快適に過ごせます。非常に寒い場所なら中にフリースやダウンを着ると安心です。
リトルプレゼンツ DT サーマル WD ジャケット

ベストが着脱式でオールシーズン対応できるモデル。ベストを外せば春秋も使え、着ければ真冬も暖か。セミショート丈なので海や川を問わずに使用ができます。
胸元のポケットが大きく設計されており、小型ルアーケースを収納できるため、荷物を減らしたい方に最適です。
コロンビア アンプライ ドライシェル

価格と性能のバランスがいい1着。裾にはドローコードがあり、ウェーディング時にたくし上げて水没を防げます。アウトドアブランドならではの軽量設計もうれしいポイントです。
頑丈な構造で簡単には緩まず、長時間の釣行でも裾が下がりにくい仕様になっています。
RBB ウィンタージャケット

厳寒期用に設計され、中綿が体温をしっかりキープ。防水性と透湿性も高く、内側の蒸れを排出してくれるため、真冬のウェーディングでも暖かく過ごせる安心感があります。
立体裁断とストレッチ素材により、厚手ながら動きを妨げにくく、キャストやしゃがみ動作もスムーズです。
フォックスファイヤー 3Dウルトラライトレインジャケット

軽量かつ耐久性を兼ね備え、特に渓流や源流のウェーディング向けに人気。携帯性が高いため、バックパックに入れて持ち運ぶシーンでも重宝します。
特殊な防水生地を採用しており、枝や岩などへの引っかかりにも強い仕様なので安心です。
高階救命器具 Bluestorm ポンティアス

フローティングベストで有名な高階救命器具が手がけるモデル。動きやすいショート丈に加え、細部まで徹底した止水構造が人気の理由。風雨が強いシチュエーションでも快適に楽しめます。
フェイスラインを調整できるコードが付いており、強風時にもフードがバタつきにくいよう工夫されています。
マズメ タイドマニア オールウェザージャケット

軽量かつ汎用性が高いセミショートモデル。寒い時期から暖かい季節まで幅広く対応でき、雨をしっかり弾きつつ透湿もしてくれるので、ウェーダー以外のオカッパリでも活用可能です。
取り外しはできないですが、襟に巻き込んで収納できるタイプなので、不要なときはコンパクトにまとめられます。
アングラーズデザイン ストレッチ レインジャケット

ストレッチ素材を全面的に採用し、腕や肩の突っ張りを大幅に軽減したモデル。ポケットが多く、プライヤーホルダーやスマホポケットなど収納力が豊富なため、利便性を求める方におすすめです。
防水ファスナーを採用し、海水や雨が侵入しにくい作りになっています。ただし長時間の水没には注意しましょう。
ウェーダージャケットの使い方・注意点

着用前に破れやほつれを点検しよう
ウェーダージャケットは過酷な環境下で使うことが多い分、ダメージを受けやすいアイテムです。着用前に縫い目やファスナー部分をざっと確認し、破れやほつれを発見したら早めに修理しておきましょう。
専用の防水パッチや補修剤を使えば応急処置が可能です。大きな破れはメーカーや専門店に依頼すると安心です。
インナーの重ね着で温度調節を万全に
寒暖差が激しい釣行では、インナーウェアを上手に重ね着すると快適度がアップします。発熱素材やフリースなどを組み合わせることで、気温の変化に合わせて脱ぎ着しやすくなります。
ウェーダージャケットを脱いでもインナーが多いと体温がこもります。こまめにジッパーを開けたり、フリースを脱ぐなど調節して快適さを維持しましょう。
洗濯とメンテナンスで長持ちさせよう
定期的なメンテナンスはジャケットの寿命を大きく左右します。洗剤は中性洗剤を薄めて使い、すすぎは念入りに。乾燥後は防水スプレーをかけておくと性能が持続します。
基本的に乾燥機は生地を傷める可能性があるため推奨されません。陰干しでしっかり乾かすのがベターです。
まとめ
ウェーダージャケットは快適な釣りライフを支える重要なアイテムです。
自分の釣りスタイルや季節に合ったジャケットを選び、正しくメンテナンスすれば長く愛用できます。
まずは防水性・透湿性・フィット感に注目し、納得の一着を手に入れてください。
「ウェーダージャケットの機能をフルに活かすためには、自分に合ったウェーダーが不可欠です。詳しくは【初心者必見‼︎おすすめのサーフウェーダー12選と安心スタートガイド‼︎】をチェックしておきましょう。」