PEラインを巻く際には、ラインを濡らすことが推奨されます。
PEラインは摩擦熱に弱く、乾燥した状態で巻くとダメージを受けやすいです。
ラインを濡らすことで摩擦を減らし、強度を保つことができ、糸癖を防ぐ効果もあります。
具体的な方法を解説していきます。
PEラインは巻く時に濡らした方がいい?
PEラインを濡らす理由とは?
濡らす理由は、PEラインが摩擦熱に弱いからです。
乾燥状態でラインを巻くと、摩擦によってラインが摩耗しやすくなり、強度が低下します。
このため、PEラインを巻く前に水に浸すか、霧吹きで湿らせることで摩擦を減らし、ラインの強度を保つことが重要です。
糸癖を防ぐメリット
ラインを濡らすことで、糸癖を防ぐ効果もあります。
乾燥した状態で巻くと、ラインに糸癖が付きやすくなり、キャスト時にトラブルが発生しやすくなります。
PEラインを濡らすための具体的な方法
水に浸ける手順
PEラインを水に浸ける手順は簡単です。
まず、PEラインをスプールから外し、水を入れたバケツに入れます。
この状態で10分ほど放置することで、ライン全体に水分が行き渡ります。
これにより、摩擦熱によるダメージを防ぐことができます。
霧吹きで湿らせる方法
霧吹きを使用する場合は、PEラインをスプールにセットした状態で、ライン全体に均等に水を吹きかけます。
この方法でもラインに十分な水分を与えることができ、摩擦を減らす効果があります。
霧吹きで湿らせる時間は短くて済むため、手軽に行える方法です。
どれくらいの時間濡らすべきか
PEラインを水に浸す時間は、10分程度が目安です。
霧吹きを使用する場合は、ラインがしっかり湿るまで吹きかけることが重要です。
濡らすタイミングは?
PEラインを濡らすタイミングは、リールに巻く直前が最適です。
濡らした後に乾燥してしまうと、再び摩擦熱の問題が発生するため、巻く直前に行うことがポイントです。
また、濡らしすぎると水分がリール内部に入り込み、錆の原因となるため、適度に行うことが大切です。
記事のまとめ
- PEラインは摩擦熱に弱いため、濡らしてから巻くことが推奨される
- 摩擦熱によるラインのダメージを防ぎ、強度を保つ
- 糸癖を防ぎ、キャスト時のトラブルを減少させる効果がある
- 濡らす方法は、水に浸すか霧吹きで湿らせるのが一般的
- 水に浸す時間は10分程度が目安
- 巻く直前に濡らすのが最適で、濡らしすぎに注意する
- 濡らしたラインは釣りのパフォーマンスを向上させる