【冬のタコ釣り完全ガイド】船・堤防で安定して釣るコツとおすすめロッド16選【1万円未満&中級者向け】
水温が下がる冬は「タコが釣れない季節」と思われがちですが、実は良型の冬タコが狙えるおいしい時期でもあります。ただし活性が落ちるぶん、秋と同じ攻め方ではなかなか抱いてくれません。この記事では冬のタコ釣りで安定して釣果を出すためのコツをわかりやすく解説します。
冬のタコ釣りで釣果を伸ばすコツ
冬のタコの動きと狙うレンジを理解する
- 水温が安定するレンジを意識して狙う
- 冬は付き場重視&スローな誘いが基本
- 「重くなっただけ」の違和感もアタリとして拾う
冬のタコは、水温の安定したやや深めのカケアガリやゴロタ場・テトラ際にじっと着いていることが多くなります。秋のように広く早く探るより、ポイントを絞ってゆっくり・しつこく探るのが基本戦略です。底をトレースしやすいタコ釣りロッドを選んでおくと、冬場のスローゲームでもストレスが少なくなります。 エギやテンヤを底からあまり浮かせず、ズル引き+ステイでしっかり見せることが大切。「コンッ」という明確なアタリよりも、テンションが抜けるような違和感や「重くなっただけ」のような感触が冬タコのアタリであることが多いので、集中して手元の情報を拾いましょう。
暖かい日中や、暖排水が絡むエリアでは浅場にも差してきますが、基本は水深のあるエリア優先が安定します。 「浅場で反応がなければ、一段深いレンジを試す」という順番で攻めると組み立てやすいです。
船・堤防別の攻め方
日中でも釣れますが、水温が上がりやすい昼〜夕方に活性が上がることが多いです。 ただしエリアや潮回り次第なので、「マヅメ+潮の動き」をセットでチェックすると良いですよ。
エギ・テンヤとエサ
- 冬はシルエット大きめ+アピール強めが効きやすい
- カラーは濁りに強いケイムラ・蛍光・ゴールド系も試す
- テンヤはエサのボリュームとニオイで長く見せる
活性の落ちる冬タコには、「気付かせて、長く見せる」工夫が有効です。キャスト主体なら、ラトル入りや布張りのタコエギで存在感を上げつつ、底ベッタリでスローに誘いましょう。船からのズル引き中心なら、ボリュームのあるヘッド形状や派手なスカート付きタコエギも有効です。 タコテンヤを使う場合は、豚バラ・魚の切り身・カニ・エビなどニオイとボリュームのあるエサがおすすめ。冬は一度抱いても離しやすいので、エサを固く縛り、こまめにチェックしてアピール力を維持しましょう。エギ・テンヤそれぞれに合わせたタコエギロッドがあると、操作性がぐっと変わります。
フィールドにもよりますが、渋い日はエサ付きテンヤが強いことが多いです。 「手返しの良いエギ」「喰わせ重視のテンヤ」の2タックルを用意しておくと、状況に応じて使い分けしやすくなります。
冬のタコ向けタックル(ロッド&リール)
根が荒いポイントや、水深が深くオモリを重くする冬場は、ワンランク太めのラインにすると安心です。 普段PE3号なら4号、4号なら5号といった具合に、少しだけ太めを検討してみてください。
オモリの重さと誘い方を冬仕様にする
冬は風と潮が効きやすく、軽いオモリだとすぐに底を見失ってしまいます。オモリが軽すぎると、エギやテンヤが浮き上がってタコの目線から外れてしまうので、まずは「しっかり底が取れる重さ」を優先しましょう。
- ズル引き → 2〜3秒ステイ
- 小さくチョンチョン → 5秒以上ステイ
- 根や違和感を感じたら、その場で粘りのステイ
といった「スロー+ステイ長め」が基本。冬タコは乗ってからも重みがじわっと増えるだけのことが多いので、違和感があれば一度聞きアワセ気味に持ち上げて重さを確認するクセをつけましょう。
確かに感度は落ちますが、冬は「重くなった」=アタリと思って良い場面が多いです。 底ダチが分からない方が効率が落ちるので、まずは「確実に底を取れる号数」を基準に考えてください。
防寒・安全対策をして「根気よく粘る」
「少し動くと汗ばむ」くらいが目安です。 寒さを我慢していると集中力が落ちるだけでなく、判断力も鈍ります。 脱ぎ着しやすいレイヤリングで、こまめに体温調整できるように準備しておきましょう。
【1万円未満】おすすめのタコ釣りロッド8選
| ロッド(購入) | 長さ | パワー/調子 | 仕掛け目安 | 素材 | 一言メモ |
|---|---|---|---|---|---|
| メジャークラフト 2代目ソルパラX 船タコ SPXJ-B562H/TACO | 1.68m | H / 先調子 | エギ/テンヤ 30–60号 | グラス+カーボン | 粘りと感度のバランス◎ 入門の定番。 |
| OGK GS万能船ST 50号 215 | 2.15m | H / レギュラー | オモリ 30–50号 | グラス | 流用幅広い万能船竿。コスパ重視に。 |
| αtackle クレイジー タコスティック S702H | 2.13m | H / 先鋭気味 | エギ/テンヤ 30–60号 | 強化グラス | 7ftでキャスト〜誘いまで対応。 |
| PRO MARINE ロッサーレ タコエギ 165HH | 1.65m | HH / 先調子 | エギ/テンヤ 40–80号 | グラス | 強引に剥がせるパワー系。 |
| OGK ショアタコ 702H | 2.13m | H / レギュラー | ショアエギ/ジグ | カーボン含有 | 堤防からの遠投に対応したHクラス。 |
| PRO MARINE 一閃 蛸エギ 180MH | 1.80m | MH / レギュラー | エギ 20–40号 | グラス+カーボン | 軽いエギ操作に◎ 船/岸兼用可。 |
| PRO MARINE ロッサーレ タコエギ 180H | 1.80m | H / 先調子 | エギ/テンヤ 30–60号 | グラス | 価格◎のHクラス入門機。 |
| OGK きわダコ3 110 | 1.10m | HH / 先調子 | テンヤ向け | フルグラス | 足元特化の超ショート。回収力抜群。 |
メジャークラフト 2代目ソルパラX 船タコモデル
グラス/カーボンブレンドによる程よい強度と粘り。太軸の穂先設計で大型タコも安心。
OGK(大阪漁具) GS万能船ST
カットグラス設計で扱いやすく、タコ以外の船釣りにも流用できる万能モデル。
アルファタックル(alpha tackle) クレイジー タコスティック S702H
長めの7フィート設計でキャスト~誘いまで幅広く対応。硬めブランクスで掛け感度も良好。
プロマリン(PRO MARINE) CB ロッサーレタコエギ 165HH
船タコ専用設計で、太軸ブランクスによるパワー重視。根に潜られる前に一気に引き寄せ可能。
OGK(大阪漁具) ショアタコ702H
堤防や岸壁からのショアタコ用モデル。グリップ形状が握りやすく、シンプルながら扱いやすい。
プロマリン(PRO MARINE) CB 一閃 蛸エギ 180MH
1.8mで操作性良好。軽いウェイトのタコエギもしっかり動かせるレギュラーテーパー設計。
プロマリン(PRO MARINE) CB ロッサーレタコエギ 180H
多少のパワーが必要なタコ釣りに適したHパワーモデル。コスパ良しで初心者にも◎。
OGK(大阪漁具) きわダコ3
1ピースグラスブランクで取り回し重視の超ショートレングス。足元狙い&テンヤ釣法に最適。
【中級者向け】おすすめのタコ釣りロッド8選
| ロッド(購入) | 長さ | パワー/調子 | 仕掛け目安 | 素材 | 一言メモ |
|---|---|---|---|---|---|
| シマノ ベイゲームX タコエギ 175 | 1.75m | H / 先調子 | エギ 30–60号 | カーボン主 | 感度高く掛けて獲る王道機。 |
| ダイワ メタリア エギタコ S-175 | 1.75m | H / 先鋭 | エギ 30–60号 | 高感度設計 | 底感度◎ 強靭バットで剥がす。 |
| シマノ 25 タコマスター BB M175 | 1.75m | M / レギュラー | テンヤ/エギ 20–50号 | カーボン+グラス | 粘り重視の実戦的な一本。 |
| ダイワ エギタコ X M-180 | 1.80m | M / 先寄り | エギ 20–40号 | カーボン主 | 価格以上の操作性。入門卒業に。 |
| ダイワ タコ X 150 | 1.50m | HH / 先調子 | テンヤ重視 40–80号 | グラス主体 | 超ショートで回収力に長ける。 |
| Megabass 8Pod 8P-FUNE178 | 1.78m | H / レギュラー | エギ/テンヤ 30–60号 | 高強度カーボン | 独自グリップで力を掛けやすい。 |
| αtackle 海人 エギタコ 180MH | 1.80m | MH / レギュラー | エギ 20–50号 | カーボン+グラス | 大型対応の粘り腰。船タコ本命。 |
| メジャークラフト トリプルクロス TCX-S722H/TACO | 2.18m | H / 先寄り | ショアエギ/ジグ | 高弾性カーボン | ショア特化で遠投操作が快適。 |
シマノ(SHIMANO) ベイゲーム X タコエギ 175
操作性と感度を重視した並継仕様。大型のタコもしっかり掛けて引き剝がすパワーを持ち、タコエギ釣法に特化したモデル。
ダイワ(DAIWA) メタリア エギタコ
高感度・高強度の「メタリア」シリーズ。先調子設計で底のタコを素早く察知し、大物を力任せに寄せるブランクパワーも抜群。
シマノ(SHIMANO) 25 タコマスター BB
タコに特化した専用設計。硬さに加え、ブランクの粘りで大型が乗っても安心。初心者~中級者にも扱いやすい。
ダイワ(DAIWA) エギタコ X M-180
エギングタックルをベースにタコ狙い用に強化したモデル。程よいレングスで取り回し良好、パワーと感度をバランスよく両立。
ダイワ(DAIWA) タコ X 150
タコ専用設計でショートレングスのパワーモデル。船での取り回しがしやすく、根周りやピンポイント攻略に最適。
メガバス(Megabass) 8Pod ROD (タコーレ エイトポッド) 8P-FUNE178
オリジナルグリップ形状と剛性感のあるブランクが特徴。根掛かりしがちなタコ釣りも安心して強引にやり取り可能。
アルファタックル(alpha tackle) 海人(KAIJIN) エギタコ
「海人」シリーズのタコ専用モデル。粘り強く、大型タコを根から引きはがす強度が魅力。船タコにおすすめ。
メジャークラフト トリプルクロス タコモデル
人気の「トリプルクロス」シリーズ中でもタコ専用設計モデル。軽量かつ強靭なカーボンブランクで操作性とパワーを両立。
【使用時の注意点】
ラインの太さと根ズレ対策
タコ釣りは根回りを攻めるため、ライントラブルが多発しやすいです。PE3~5号を基本に、障害物の多いエリアではPE6号以上で挑むのも一案でしょう。根掛かりした場合も、無理なテンションを掛けずに竿の粘りを活かして回収を試みるのがコツです。ラインが傷んだら早めに交換して、次のチャンスを逃さないようにしましょう。
釣行ごとにラインを点検し、毛羽立ちや傷があれば早めに交換すると安心です。
ロッドの破損を防ぐコツ
タコ釣りは強引なやり取りになるので、ロッドを急激に立てすぎると根元に過度な負荷がかかります。フッキングやリフトの際は竿をゆっくり起こし、バット部分の粘りを活かしてください。特にショートロッドを使う場合は姿勢が崩れにくい分、角度に注意を払うことで破損リスクを軽減できます。適度な力加減が長く使う秘訣です。
おおよそ45度を目安に意識し、極端なハイアングルは避けると破損しにくいです。
足元や岸壁での安全管理
堤防やテトラなどでタコを狙う場合、足場が悪い場所も多く転倒の危険があります。ライフジャケットや滑り止めつきシューズで安全を確保しながら釣りを楽しみましょう。特にタコジグなどで足元を探るときは、ロッド操作に集中しすぎてバランスを崩しやすいので注意が必要です。周囲の障害物や波にも目を配りましょう。
長めのタモを用意すると安全に取り込めます。無理に抜き上げるのは事故やロッド破損につながります。
まとめ
- しっかりしたパワーと粘りを重視
- 仕掛けに合う調子を選択
- 根回り対策は入念に
- タコのアタリに合わせた感度も重要
- 無理な抜き上げは破損原因
- 安全装備を整えて釣行する
- 予算に応じてモデルを検討
- 慣れてきたら上位モデル導入
タコ釣りでは、強引さと繊細さを兼ね備えたロッドが求められます。まずは予算や狙うスタイルに合わせて選び、実際にフィールドで試してみましょう。安全対策と防寒対策を忘れずに、タコ特有の力強い引きを思う存分楽しんでください。