シーバスのウェーディングを快適に楽しむには、しっかりしたウェーダー選びが重要です。この記事では、素材やソールの種類を含む選び方、転倒などのリスクを避ける安全性のポイント、そして価格帯別モデルも紹介しコスパを考慮したウェーダー選びをサポートします。快適かつお得にシーバスゲームを満喫する参考にしてください。
- シーバスウェーダーの選び方
- 【1万円未満】初心者向けおすすめのシーバスウェーダー8選
- 【2万円台】中級者向けおすすめのシーバスウェーダー8選
- ダイワ(DAIWA) スーパーブレスウェーダー (3050S-NE / 4050S-NE)
- ダイワ(DAIWA) スーパーブレスウェーダー (3250R-NE / 4250R-NE)
- リトルプレゼンツ(LITTLE PRESENTS) N3 チェストハイウェーダー
- リバレイ(Rivalley) RBB アクアマックスウェーダー (#7619)
- リバレイ(Rivalley) RV コンフォータブルチェストハイSTウェーダー (#5392)
- パズデザイン(Pazdesign) BS チェストハイウェーダー (PBW-512 / PBW-514)
- マズメ(Mazume) ブーツフットウェーダー (フェルトスパイク)
- ジャッカル(JACKALL) ブリーザブル シーク ウェーダー (フェルトピンソールモデル)
- 【3万円以上】上級者向けおすすめのシーバスウェーダー8選
- 使用時の注意点
シーバスウェーダーの選び方

生地・素材をチェック

- 透湿素材を重視せよ
- 安全第一で立ち込む
- 足元をしっかり確認
シーバスウェーダーは素材によって快適度や耐久性が変わります。たとえば軽量な透湿素材は蒸れを抑え、長時間の釣行でもストレスを感じにくいメリットがあります。水圧や流れがある場所での着用を想定し、安全面も含めて最適な素材を選ぶことが大切です。
透湿性が高い素材がおすすめです。特に防水透湿生地はムレを抑えつつ防水もしっかりしているため、快適にウェーディングできます。
目的に合った丈の種類を選ぶ

ウェーダーにはチェストハイ・ウエストハイ・ヒップなどの丈があります。河川や干潟で深く立ち込むシーンがある場合はチェストハイが便利です。浅い場所やサーフなどで膝下にしか入らないならヒップウェーダーも検討できますが、多用途に使うなら胸元まであるチェストハイタイプが無難です。
波や流れが高い時にも浸水しにくい点です。さらにポイントへの立ち込み幅が広がるので、シーバスにアプローチできる範囲が増えます。
ブーツソールの選び方
- 滑りやすさを回避する
- 釣り場の地形を想定する
- 交換可能か確認する
シーバスウェーダーの靴底は、ラジアル・フェルト・フェルトスパイクなど複数のタイプがあります。砂地やコンクリート護岸ならラジアル、ヌメリや岩の多い磯ではフェルトスパイクがおすすめ。釣行予定の地形に合わせて選ぶことで、転倒リスクを減らし安全にウェーディングが楽しめます。
岩場やテトラ帯など、コケや海藻が多い場所でグリップが効きやすいです。滑りにくいため安全にアプローチできますよ。
フィット感とサイズ選び
陸上では少しゆったりと感じるサイズでも、水中に入ると水圧がかかり動きにくくなります。逆に小さすぎると厚手のインナーを着込めず季節を問わず使いにくいことも。快適かつ安全に釣りをするためにも、シューズ部や股下に適度なゆとりを持たせたサイズを選びましょう。
足元のブーツサイズと股下が重要です。厚手の靴下やインナーを着用する季節も考慮し、余裕を持ったサイズをチェックしましょう。
耐久性と補強部分を確認
ウェーダーは膝や股下、ブーツとの接合部などが擦れやすく、破れやすいポイントです。各メーカーは補強素材を当てているモデルが多いので、購入時にチェックしましょう。耐久性が高いモデルなら、ハードなフィールドでも安心してウェーディングを続けられます。
足場の悪い場所で岩に擦れたり、サイズが合わず縫い目に負荷がかかることが原因です。補強とサイズ選択を重視すれば破損リスクは下がります。
付属装備の有無
ポケットやジッパー付きモデルは、小物収納や換気に役立ちます。スマホや小型ケースなどがすぐ取り出せる胸ポケットは、ウェーディング中に何度も岸へ戻る手間を省いてくれるでしょう。フロントジッパーがあると蒸れ対策や着脱の手軽さがぐんとアップします。
防水ファスナーを採用しているモデルなら問題ありません。購入時に防水性能が明記されているか確認すると安心です。
【1万円未満】初心者向けおすすめのシーバスウェーダー8選
DRESS チェストハイウェーダー AIRBORNE フェルトスパイク

・フェルトスパイクソールで滑りやすい場所でも安心。軽量設計&インナーメッシュでムレを軽減。
DRESS チェストハイウェーダー AIRBORNE ラジアルソール

・ラジアルソールでコンクリート護岸や砂浜の移動が快適。胸ポケット付きで小物収納に便利。
JES-BASARO チェストハイウェーダー (ラジアル/フェルト)

・ナイロン×インナーメッシュ仕様でベタつき防止。ソールを選択可能なコスパ重視モデル。
unizom ウェーダー フェルトスパイク (チェストハイ)

・フェルトスパイク靴底で岩場やテトラ帯に強い。インナーメッシュ付きで初心者も安心の防水性能。
Umibozu (ウミボウズ) チェストハイウェーダー ラジアルソール

・軽量かつしなやかな素材で動きやすい。シンプルでスタイリッシュなデザインが人気。
Goture ウェーダー (ストッキングフット チェストハイ型)

・別途ウェーディングシューズを合わせて使うタイプ。付属品が充実し通気性と防水性を両立。
FISHINGSIR 100%完全防水 チェストハイウェーダー

・海外でも評価が高いモデル。テーピング処理で防水性を高め、付属品も豊富。
Pykes Peak (パイクスピーク) ウェーダー チェストハイ (ラジアルソール)

・PVC×内側メッシュで手入れ簡単&快適。胸ポケットや肩ベルト調整など機能性も充実。
【2万円台】中級者向けおすすめのシーバスウェーダー8選
ダイワ(DAIWA) スーパーブレスウェーダー (3050S-NE / 4050S-NE)

・防水透湿素材を採用し、ムレを抑えながら高い防水性能を実現。足首周りもフィットし、シーバスゲームでの機動性を確保。
ダイワ(DAIWA) スーパーブレスウェーダー (3250R-NE / 4250R-NE)

・ブーツ一体型で履きやすく、ラジアルソールが砂地や防波堤でも安定感を発揮。タウンユースにも馴染むシンプルなデザイン。
リトルプレゼンツ(LITTLE PRESENTS) N3 チェストハイウェーダー

・軽量かつ透湿性に優れる素材で快適な着心地。肩のベルト調整やポケット位置も使いやすく、様々なフィールドで活躍。
リバレイ(Rivalley) RBB アクアマックスウェーダー (#7619)

・アクアマックス素材で耐久性と透湿性を両立。シンプルなカラーリングながら、サーフや河川でのシーバス狙いに対応する設計。
リバレイ(Rivalley) RV コンフォータブルチェストハイSTウェーダー (#5392)

・ストレスフリーに着脱できる作りが魅力。透湿機能も搭載されており、長時間ウェーディング時の疲労を軽減してくれる。
パズデザイン(Pazdesign) BS チェストハイウェーダー (PBW-512 / PBW-514)

・脚回りのフィット感を重視したパターン設計。腰や膝への負担を考慮し、シーバスロッド操作時の動きやすさをしっかりキープ。
マズメ(Mazume) ブーツフットウェーダー (フェルトスパイク)

・フェルトスパイクソールで堤防や磯など滑りやすい場所に対応。スタイリッシュなデザインとしっかりとした防水性が魅力。
ジャッカル(JACKALL) ブリーザブル シーク ウェーダー (フェルトピンソールモデル)

・フェルトピンソールで岩場やテトラ帯でのグリップ力を確保。ブリーザブル生地を採用し、蒸れを防ぎながら快適なウェーディングを実現。
【3万円以上】上級者向けおすすめのシーバスウェーダー8選
リトルプレゼンツ(LITTLE PRESENTS) N3 チェストハイウエーダー W-46

・耐久性と透湿性に優れた3レイヤー構造を採用。シーバスゲームでの長時間ウェーディングでも蒸れを最小限に抑え、快適な釣行が可能。
パズデザイン(Pazdesign) BS CHEST HIGH WADER チェストハイウェーダーIV

・抜群のフィット感と動きやすさが魅力。機動性を重視したカッティングで、河川やサーフでの本格シーバスゲームにも対応。
双進(SOSHIN) RBB フロントオープンウェーダー

・フロントジッパー搭載で着脱がスムーズ。透湿・防水機能に優れた素材を使用し、釣行中のストレスを軽減してくれるハイエンドモデル。
シマノ(SHIMANO) ドライシールド+4 ストレッチウェーダー

・伸縮性の高いストレッチ素材を採用し、身体の動きに追従。高い防水透湿性能でシーバスをはじめ、あらゆるソルトウォーターゲームを快適にサポート。
パズデザイン(Pazdesign) BS FIT HIGH BOOTS WADER II

・ブーツ一体型ながらフィット感を追求した設計。足首まわりのホールド性能が高く、深場でのウェーディングやサーフでのランガンに最適。
マズメ(Mazume) ハイブリッドウェーダー

・ブーツフットタイプとストッキングタイプのメリットを融合させた独自構造。耐久性・防水性ともにハイレベルで、激しい立ち込み釣りにおすすめ。
ダイワ(DAIWA) タイトフィットブレスラジアルジップウェーダー

・ジッパー付きで着脱が容易なうえ、脚まわりのフィット感をしっかり確保。泥や砂地の多いポイントでも、ラジアルソールが安定した足元をサポート。
フォックスファイヤー(Foxfire) エアロポーラス ソックスフットウェーダー

・透湿性に優れた独自生地“エアロポーラス”を使用し、蒸れにくく快適。フィット感の高いソックスフット仕様で、靴の選択幅が広がり利便性も高い。
使用時の注意点

ポイントの下見の重要性
- 潮位変化に対応
- 帰り道も見据える
- 地形変化を把握
シーバスウェーダーを履いて入水する際は、干潮時など明るい時間帯に一度ポイントを確認しておくと安心です。帰路で水位が上がり、浅瀬のつもりが歩けなくなる事故も少なくありません。しっかりと地形変化をチェックして、余裕のあるプランを立てておきましょう。
増水時は流れが急激に強くなるため、非常に危険です。予定外の増水が予想される場合は入水を避けましょう。
エイへの対策
干潟や河口周辺などではアカエイの存在を常に意識しましょう。足を大きく上げて踏み込むとエイを踏みやすく危険です。ズリ足で移動すれば、エイも刺激を感じて逃げてくれるため、刺傷被害を減らせます。さらに、エイガード着用があれば万が一のときも被害を最小限に抑えられます。
まず傷口を真水で洗い、45度程度のお湯に浸すと痛みがやわらぎます。その後できるだけ早く病院へ行ってください。
歩き方の基本
- ゆっくり進む
- 水圧に注意
- すり足で安全
水中では水圧が想像以上に強く、急ぎ足だと思わぬ転倒につながります。とくに濁りがある場所や底質が不安定なポイントでは、ゆっくりとすり足で歩くのが基本。無理に深場へ進むのではなく、いつでも岸へ戻れる位置を意識して行動しましょう。
水深が浅い所でも急な掘れ込みがある場合は危険です。浅場でもこまめに足元を確認しながら進むようにしてください。
安全装備のチェック
- フローティングベストを必ず着用
- ウェーディングスタッフで足元確認
- ホイッスルで周囲に助けを呼ぶ
- 防水スマホケースで緊急連絡を確保
- ネックライトやヘッドライトで夜釣りも安全
- 着替えとタオルは車に常備
- 潮汐表や天気予報をチェック
- 単独釣行は避け同行者と行動
上記のような装備を用意すれば、万が一トラブルが起きても素早く対処できる可能性が高まります。特に流れが速い河川や夜間の釣りでは、光源確保やホイッスルの有無が安全性を左右します。
釣行前の増水・潮汐チェック
ウェーディング前には天気予報と潮汐表をしっかり確認しましょう。雨量によっては短時間で河川が増水するリスクもあり、大雨や急激な風の変化が見込まれるときは無理をしないことが肝心です。タイドグラフ搭載の時計やスマホアプリを使い、干満のタイミングを把握しておくと安全に釣りを楽しめます。
常に最新の天気情報を入手し、危険を感じたら速やかに陸に上がってください。潮の動きはアプリや時計でこまめにチェックするのがおすすめです。
大潮・小潮の立ち込み方
干満差の大きい大潮は流れの変化が大きく、シーバスの活性が高まる反面、危険度も増します。釣果を狙うなら大潮が魅力ですが、急激な水位変化に備えて早めにエントリー・撤収するプランが必要です。小潮は干満差が緩やかで初めてのウェーディングには比較的挑戦しやすいでしょう。
もちろん釣れます。流れは弱いですがピンポイントで流れが集中する場所を狙うなど、地形を読んで攻めると良い結果が出やすいです。