静岡県でうなぎ釣りを楽しみたい方必見!この記事では、
静岡県内でうなぎが釣れるおすすめスポットと、釣り方のコツを詳しく解説します。
河川ごとに異なるうなぎの生息環境や、効果的なエサの選び方、仕掛けの工夫など、
釣果を上げるための秘訣をたっぷりとお伝えします。
さらに、動画もご用意していますので、実際の釣りの様子やテクニックを視覚的に学ぶことができます。
【静岡県】浜名湖のうなぎ釣りポイントと攻略のコツ※無料
- ぶっ込み釣りが主流
- エサはミミズ
- 夕方〜深夜
都田川の特徴
都田川の河口付近は、うなぎの好む砂地や泥底が広がっており、絶好のポイントとなります。
特に、川がカーブしている箇所や水流が緩やかになるエリアは、うなぎが餌を探しやすい場所です。
次に、釣りの時間帯についてですが、うなぎは夜行性のため、
日没後から深夜にかけての時間帯が最も釣果が期待できます。
夕方から釣りを始め、夜間のピークタイムを狙うと良いでしょう。
さらに、餌には太ミミズやドバミミズが効果的です。これらはうなぎの嗅覚を刺激しやすく、食いつきが良いです。
新川(佐鳴湖)の特徴
新川は佐鳴湖と浜名湖をつなぐ河川で、うなぎが多く生息しているエリアです。
特に、川の流れが緩やかで水深が1.5m前後の場所が、うなぎが集まりやすいポイントです。
新川では、夕方から夜間にかけての時間帯が最も釣果が期待できるため、
この時間帯に釣りを開始するのが良いでしょう。
夕暮れ時から準備を整え、夜間のうなぎの活性が高まるタイミングを狙って釣りを行います。
さらに、新川には岩やカキガラなどの障害物が多いため、仕掛けが根掛かりしないように注意が必要です。一度オモリだけを投げて底の状態を確認し、根掛かりしそうな場所を避けると良いでしょう。根掛かり防止用の仕掛けを使用するのも一つの方法です。
【静岡県】河川うなぎ釣りポイント※有料
【早見表】遊漁券が必要な釣り場
スポット名 | 年間料金 | 日間料金 | 特別料金(障害者・その他) | 備考 |
---|---|---|---|---|
狩野川 | 13,000円 | 2,000円 | 半額・小中学生無料 | オンライン販売 |
天竜川 | 6,600円 | 1,100円 | ||
大井川 | 10,000円 | 2,000円 | 4月1日9月30日 | |
安倍川 | 7,000円 | 1,500円 | 4,000円・中学生以下無料 | 4月1日9月30日 |
狩野川の特徴
狩野川でのうなぎ釣りの基本
狩野川でのうなぎ釣りは、穴釣りが特に効果的です。
うなぎは大きな石の下や水流が穏やかな場所にある穴に潜んでいます。狩野川ではアユをエサにした仕掛けが一般的です。
仕掛け:100~120cmのサオを使い、PEライン1〜2号に太軸のウナギバリ14号を結び付けます。エサにはアユを使い、ぶつ切りや内臓を付けます。天然アユが最も効果的です。
狩野川の効果的な釣りポイント
狩野川でのうなぎ釣りに最適な場所は、「狩野ドーム」前の瀬や「飯田オトリ店」前の瀬です。
特に瀬肩や馬の背付近の大きな石の周りが狙い目です。
安定した大きな石がある場所を探しましょう。浮いている石の下にはうなぎが少ないので注意が必要です。
天竜川の特徴
天竜川は流れが速く、変化に富んだ環境がうなぎ釣りを難しくしています。しかし、うなぎの生息する場所や行動パターンを理解し、適切な準備をすることで釣果を上げることが可能です。
天竜川での具体例・仕掛けとエサの選択
天竜川でのうなぎ釣りには、アナゴ釣りに似た仕掛けが有効です。具体的には、2号ほどのハリと中通しの8号重りを使用します。エサは大きめのミミズやキジが効果的です。これらのエサはうなぎの嗅覚を刺激し、効率的に釣果を上げることができます。
天竜川でのポイントの見極め
うなぎは夜行性であり、日中は隠れていることが多いため、夜釣りが基本となります。釣り場は、日中にうなぎが潜んでいそうな場所、例えば流れが緩やかで深みがある場所を選ぶと良いでしょう。また、川の岸沿いを中心に狙うことが効果的です。流れの速い天竜川では、うなぎは岸沿いを移動する傾向が強いため、これを利用します。
天竜川での実践アドバイス
釣りの際には、ケミ蛍などの夜釣り用の目印を使うと、アタリが見やすくなります。また、竿立てや重りを忘れずに持参し、準備を万全にして臨みましょう。天竜川では、ウナギ以外にもナマズやスッポンが釣れることがあるため、これらの魚が掛かった場合の対処も考えておくと良いでしょう。
安倍川の特徴
阿部川の特徴
阿部川は静岡市を流れる美しい川で、その清らかな水質は全国的にも有名です。うなぎ釣りを楽しむためには、この川の特性をよく理解することが重要です。
中流域
特徴:中流域は川幅が広く、流れも穏やかです。釣りやすい環境が整っており、初心者にもおすすめのエリアです。 釣れる魚:アユ、ニジマス、ウナギ 釣り方:
- 友釣り:アユ釣りには友釣りが最適です。6月の解禁日以降がシーズンです。
- 餌釣り:ニジマスやウナギを狙うには餌釣りが効果的です。ミミズやドバミミズなどを使いましょう。
下流域
特徴:下流域は水量が多く、流れも比較的速いです。河口付近では大物も期待できます。 釣れる魚:ウナギ、コイ、フナ 釣り方:
- 夜釣り:ウナギは夜行性のため、夜釣りが基本です。餌にはミミズや魚の切り身が有効です。
阿部川のおすすめの釣りの時期
阿部川のうなぎ釣りのベストシーズンは6月から9月の夏季です。この時期は水温が上がり、うなぎの活性が高まります。特に、梅雨明けから盛夏にかけてが最も釣果が期待できる時期です。
うなぎ釣りの仕掛けと必須アイテム
うなぎ釣り仕掛けの基本
オモリの選び方
- 10〜15号の中通しオモリ
オモリは、うなぎ釣りにおいて仕掛けを安定させるための重要な道具です。
一般的には10号から15号の中通しオモリが推奨されます。
ハリの選び方
- 12号から15号のハリ
- ハリスはナイロン製の3号から4号
ハリは、うなぎ釣り専用のものを使用するのがベストです。
うなぎの口に適した形状と大きさを持つ12号から15号のハリが一般的です。
また、ハリス(ハリとラインを結ぶ糸)は、ナイロン製の3号から4号を使用すると良いでしょう。
仕掛けのセット方法
まず、ラインに中通しオモリを通し、その下にスナップサルカンを結びます。
次に、サルカンにハリスを結び、その先にハリを結びます。
エサを付けたハリが底に到達するようにし、適度に糸ふけを残してアタリを待ちます。
うなぎ釣りエサの種類と選び方
ウナギ釣りには、エサの選択が釣果に大きく影響します。以下に代表的なエサとその特徴を紹介します。
ミミズ(ドバミミズ)
特徴: ウナギ釣りの定番エサで、特に太いドバミミズが好まれます。
雑食性のウナギにとって非常に魅力的なエサです。
付け方: 頭に針を刺して弱らせるか、白くなっている部分から通し刺しや縫い刺しにします。
カメジャコ
特徴: クロダイ釣りにも使われるエサで、柔らかいため食いの鈍いウナギにも有効です。特に河口部の大物狙いに適しています。
付け方: 尻尾を丸めて尾羽根付近の関節から針を入れ、腹側に針先を出してから背側の関節へ通します。
※アケミ貝割り
アケミ貝
特徴: クロダイ釣りでよく使われるエサ。殻を割って身エサとして使用するのが望ましい。付け方: 硬いベロの部分からワタへ針を通します。
その他のエサ
- テナガエビ: 尻尾からちょん掛けにして使用。夜行性でウナギの捕食対象。
- レバー: 手に入りやすく、ウナギの嗅覚を刺激するが柔らかく取れやすい。
- 魚の切り身: サバやサンマの切り身、河口域ではハゼも有効。
- イカ: 短冊や塩辛として使用。身持ちが良いが反応がない場合もある。
追加で持っていくと便利なもの
- ヘッドライト: 夜釣りでは両手が自由に使えるヘッドライトが便利です。
- 水汲みバケツ: ウナギを生かしておくために必要です。深いバケツかクーラーボックスがおすすめです。
- タオル: エサを付けた後の手洗いや、汚れを拭くために便利です。
- 道具箱: 釣り道具を整理して持ち運ぶために必要です。
- ランタン: 手元を照らすために使用します。エサの付け替えなどに便利です。
- イス: 待ち時間が長くなるため、座って休むために大きめのイスがあると楽です。
- 手袋: 手が汚れるのを防ぎます。ゴム手袋が良いでしょう。
- 太刀魚バサミ: ウナギを掴むために使います。鋭い先端がウナギをしっかりと掴みます。
うなぎ釣りよくある質問
うなぎが釣りの知識とコツ
うなぎの活性が上がる時間とは
- 日没〜深夜1時
- 前日雨や天候が悪い日
うなぎ釣りにおいては、日没直後から深夜1時頃までの時間帯が狙い目です。
この時間帯になると、うなぎは餌を求めて活動を開始し、活発に動き回るため、釣りの成果が期待できます。
※6月の日の入りは午後7時すぎです。
また、月の明るさや天候も重要な要素です。例えば、曇りの日や新月の夜は、月明かりが少なくなるため、うなぎの警戒心が薄れ、餌に食いつきやすくなります。
逆に、満月の夜は明るさが増すため、うなぎの警戒心が強まり、釣果が下がる傾向があります。
さらに、水温や水位の変動も活性に影響を与えます。
うなぎは水温が20度から25度の範囲で特に活発に動くため、季節や水温を考慮した釣行計画が必要です。水位が上昇する雨の後などは、餌が豊富になるため、うなぎの活性も高まります。
仕掛け投入から待ち方
仕掛けの投入方法
仕掛けは底にしっかりと沈めることが重要です。中通しオモリを使用し、仕掛けが底に届くように調整します。オモリは10号〜15号が適しています。投入後は糸ふけを取り、適度なテンションを保つことでアタリを見逃さないようにします。
待つ時間の過ごし方
待っている間も効率的に過ごすために、常に竿先に注意を払います。特に夜釣りの場合、ヘッドライトやランタンを使用して手元を明るくし、アタリにすぐ反応できるようにします。
※ケミカルライトや鈴をつけよう。
エサの管理
エサは常に新鮮なものを使用します。定期的にチェックし、弱っている、無くなっている場合はすぐに交換します。
複数の竿を使用
効率を上げるために複数の竿を使用するのも有効です。ただし、各竿の状態を常に確認し、アタリがあった場合にすぐ対応できるようにします。これにより、待ち時間を有効に活用し、釣果を最大化することができます。
これらのポイントを押さえることで、ウナギ釣りの効率が格段に向上し、より多くのウナギを釣り上げることができます。
合わせのタイミング
ウナギ釣りにおいて、適切な合わせのタイミングを掴むことは、釣果を上げるために非常に重要です。ウナギは食い込みが浅く、タイミングを誤ると針がかりが甘くなり、逃げられてしまうことがあります。ここでは、効果的な合わせのタイミングについて詳しく解説します。
まずはアタリの見極め
ウナギのアタリは他の魚と異なり、竿先が小刻みに震えるのが特徴です。この震えが見られたら、ウナギがエサを咥えたサインと考えてください。
絶対に早合わせを避ける
ウナギがエサを完全に飲み込む前に合わせてしまうと、針がかりが浅くなり、バラしやすくなります。アタリがあってから少し待ち、ウナギがエサをしっかりと飲み込むまで待ちます。
ベストなタイミングとは
ベストな合わせのタイミングは、竿先が大きく引き込まれた瞬間です。この引き込みは、ウナギがエサを飲み込んで引っ張る動作に由来します。このタイミングで竿を素早く上げることで、針がしっかりとウナギの口に掛かりやすくなります。
合わせ後のアプローチ方法
合わせる際は、竿を立てるように持ち上げるアプローチが有効です。この動作により、針がウナギの上顎にしっかりと掛かり、バラシのリスクを減らすことができます。また、合わせの動作は力強く、かつスムーズに行うことがポイントです。
これらのポイントを押さえることで、ウナギ釣りの釣果が格段に向上し、より多くのウナギを釣り上げることができるでしょう。